5. 通信制高校に通う人は何人いる?
令和8年度における高等学校の課程別生徒数および学校数の内訳4/4
出所:文部科学省「高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律の背景及び概要について(資料3)」令和8年8月31日をもとにLIMO編集部作成
文部科学省の公表資料(速報値)によると、令和8年度の課程別生徒数は、合計3149030人のうち、全日制が2764107人(87.8%)、定時制が73131人(2.3%)、通信制が311792人(9.9%)となっています。
学校数については、課程ごとに数えた数(併置校は課程ごとに計上)で、全日制が4579校、定時制が607校、通信制が358校です。通信制の構成比は6.5%となっています。
通信制高校の設置者別の内訳を見ると、公立が83校、私立が275校です。通信制高校の学校数は、令和2年度の257校から令和7年度に333校、令和8年度には358校へと推移しており、増加傾向が見られます。
6. 申請や確認はどこで?
就学支援金や奨学給付金の具体的な手続き、申請時期、必要書類などは、在籍している(または進学を予定している)高校、またはお住まいの都道府県の担当窓口での確認が基本です。
また、制度全般に関する公式情報については文部科学省の高校修学支援室などで周知されています。
個別の世帯状況や履修計画に応じた適用の詳細は、各窓口に直接相談するのが確実です。
7. まとめ
令和8年度から、国の高等学校等就学支援金は所得制限なしで行われるようになりました。一方、授業料以外の教育費への支援(奨学給付金)は、世帯の所得区分に応じた給付です。
通信制高校における就学支援金は、生徒個人の背景や事情ではなく、「在籍する課程(単位制)」「設置者(公立・私立)」「履修単位数」といった客観的な制度の枠組みに基づいて支給上限額や支給方法が決まります。
授業料への支援(就学支援金)と、授業料以外の教育費への支援(奨学給付金)は別個の制度として運用されているため、それぞれの仕組みを正確に理解しておくことが大切です。
※制度の適用や金額の最終確認は、在籍校・都道府県の窓口・文部科学省に確認してください。本記事は公的機関の公表情報にもとづく一般的な制度解説であり、個別の適用を判断するものではありません。