3. クレジットカードで3%上乗せされると負担はいくら?1万円で300円、ポイント還元1%でも現金払いより約200円高い
仮に、現金なら1万円の買い物で、クレジットカード払いだと3%(300円)上乗せされたとします。カードのポイント還元は上乗せ後の1万300円に付くものとして、現金払いと比べて負担がいくら増えるかを試算してみました。
- 【1万円の買い物】上乗せ300円。還元0.5%なら現金払いより約250円、還元1%なら約200円高い
- 【3万円の買い物】上乗せ900円。還元0.5%なら約750円、還元1%なら約590円高い
- 【5万円の買い物】上乗せ1500円。還元0.5%なら約1240円、還元1%なら約990円高い
ポイント還元があったとしても、金額が高くなるほど負担感が増すといえそうです。
※試算の前提:上乗せは税込の代金の3%。ポイント還元率は0.5%と1%で、上乗せ後の請求額に付くものとし、1ポイント=1円で計算。年会費やキャンペーンによる還元は含みません。
4. クレジットカードの手数料を上乗せされたら?明細を残して、カード会社に確認する
国民生活センターの「消費者トラブル解決ナビ」は、上乗せされたときの対応として次のような注意点を挙げています。
- 【記録を残す】明細などで、カード手数料が上乗せされたという記録を残す
- 【カード会社に確かめる】その決済の内容に規約上の問題がないか、クレジットカード会社に確認する
- 【事前に知らされていなかった場合】払いたくないことを事業者に伝える
- 【相談先】消費者ホットライン「188」(最寄りの消費生活センターを案内する全国共通の番号)
5. 税金のクレジットカード払いに手数料がかかるのはなぜ?国税は1万円ごとに99円を利用者が負担する仕組み
一方で、利用者が決済手数料を払う仕組みがはっきり示されている支払いもあります。国税庁「クレジットカード納付のQ&A」によると、国税をクレジットカードで納める場合は、納付税額に応じた決済手数料を、税額とあわせて利用者が支払います。
- 【納付税額1万円まで】決済手数料99円(税込)
- 【1万円を超えるごと】99円ずつ加算(3万円なら297円、5万円なら495円)
- 【手数料の行き先】国の収入にはならない
国税庁は利用者が負担する理由として、民間の納付受託者が立替払いで国に納めるため、受託者が貸し倒れのリスクを負い、利用者は納付を繰り延べる利益を得ることを挙げています。手数料は税額1万円ちょうどなら約1%で、お店の3%上乗せとは仕組みも水準も違います(※税額が1万円未満の場合は料率換算で高くなります)。