2. 国立大学との差額はいくら?実例で計算
国立大学の標準額は入学料28万2000円、授業料年53万5800円で、4年間の合計は242万5200円です。国立大学法人は特別の事情がある場合、標準額の120%を超えない範囲で授業料を定められ、授業料が上限(年64万2960円)なら4年間の合計は285万3840円になります。
たとえば明治大学の理工系の4年間の合計700万4000円から、国立大学の標準額242万5200円を引くと、差額は457万8800円です。
ほかの大学も同じ方法で計算すると、国立大学の標準額との差は約458万円から535万円になりました。
- 明治大学(理工学部・数学科を除く):457万8800円
- 早稲田大学(基幹理工・創造理工・先進理工):500万2800円〜516万2800円
- 慶應義塾大学(理工学部):534万8200円
国立大学の金額は、標準額の入学料と授業料のみです。私立大学の金額には、実験実習料や諸会費などが含まれています。
国立大学が上限の120%(285万3840円)の場合でも、差額は明治大学の415万160円から慶應義塾大学の491万9560円まであります。国立の授業料が上がった大学でも、私立理系との差は400万円台に残る計算です。
国立大学の標準額と、早慶明の理工系の4年間の学費を比べると、差は約458万円から535万円でした。国立大学の授業料が上限の120%になった場合でも、400万円台の差が残ります。
ただし、私立大学の金額には試算を含む目安があり、国立大学の金額は標準額です。比べるときは、前提の違いも合わせて見ておくことが大切です。