3. 定期預金に預ける前に確かめることは?途中で解約すると金利が下がる

利息だけを見ると定期預金のほうが有利ですが、預ける前に確かめておきたい点もあります。

3.1 満期前に解約すると「期日前解約利率」になる

みずほ銀行によると、定期預金を満期日より前に解約する場合は、期日前解約利率が適用されます。期日前解約利率は、定期預金の種類や約定利率、預け入れた期間などによっては0%になる場合があるとされています。

年0.700%の1年定期でも、途中で引き出すと約束した利息は受け取れない可能性があります。1年以内に使う予定のあるお金は、普通預金に置いておくほうが使い勝手はよいでしょう。

3.2 普通預金の利息は2月と8月に入る

3メガバンクの普通預金の利息は、年2回、2月と8月に口座に入ります。11月2日から上がった分の利息は、2027年2月に入る利息から反映されます。

定期預金の利息は、満期のときにまとめて受け取るのが基本です。1年定期なら、利息を受け取るのは1年後になります。

4. 冬のボーナスはいつ入る?国家公務員は12月10日、預け先は使う時期で分ける

冬のボーナスの支給日は、勤め先によって違います。国家公務員の冬のボーナス(期末・勤勉手当)は、12月10日に支給されます。

4.1 使う時期で普通預金と定期預金に分ける

ボーナスを受け取ったら、年末年始の出費や近いうちに使う予定のお金は普通預金に、1年以上使う予定のないお金は定期預金に、と分けて考えると、金利の差を生かしやすくなります。

  • 普通預金:いつでも出し入れできる。11月2日から年0.500%(3メガバンク)
  • 1年定期:満期まで引き出さない前提。みずほ銀行は11月2日から年0.700%

4.2 冬のボーナス向けのキャンペーンは12月前後から

銀行によっては、冬のボーナスの時期にあわせて定期預金の特別金利を用意することがあります。

2026年10月30日時点では、各行の冬のキャンペーンの多くはまだ発表されていないため、預ける前に取引先の銀行のホームページで最新の金利を確かめておきましょう。

5. まとめ

この記事では、11月2日からの預金金利の引き上げと、冬のボーナスを普通預金と定期預金に預けた場合の利息の差を見てきました。

3メガバンクの普通預金は年0.500%に、報道によるとみずほ銀行の1年定期は年0.700%に上がり、ボーナス50万円を1年預けると、定期預金のほうが税引後で約800円多くなる試算です。ただし、定期預金は途中で解約すると金利が下がる場合があります。

ボーナスの使い道を決めてから、使う時期にあわせて預け先を分けてみてください。

※本記事は2026年10月30日時点の各行の公表資料と報道をもとにしています。金利は今後変わる場合があります。

※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。

参考資料

中本 智恵