11月に入ると、冬のボーナスの使い道や預け先を考え始める人も多いのではないでしょうか。

2026年11月2日から、3メガバンクの普通預金の金利は年0.400%から年0.500%に上がります。みずほ銀行「円定期預金金利の改定について」によると、みずほ銀行は同じ日から1年ものの定期預金を年0.700%に引き上げ、ボーナス50万円を1年預けると、普通預金より税引後で約800円多く利息を受け取れる計算です。

この記事では、11月2日からの預金金利の引き上げの内容と、冬のボーナスを普通預金と定期預金に預けた場合の利息の差を試算します。

1. 11月2日から何が変わる?3メガの普通預金は年0.500%、みずほの1年定期は年0.700%

まずは、11月2日から変わる預金金利の内容を確認していきましょう。

2026年11月2日からの円預金金利の主な引き上げ(年率・税引前)1/2

2026年11月2日から、3メガバンクの普通預金は年0.400%から年0.500%、みずほ銀行の1年定期は年0.500%から年0.700%、三井住友信託銀行の1年定期は年0.525%から年0.625%に引き上げ。みずほ銀行の1年定期は普通預金より年0.200%高くなる

出所:みずほ銀行「円預金金利の改定について」(2026年9月18日)、報道をもとにLIMO編集部作成

1.1 3メガバンクの普通預金は年0.400%から年0.500%へ

みずほ銀行が2026年9月18日に発表した「円預金金利の改定について」によると、普通預金の金利は11月2日(月)から年0.400%から年0.500%に上がります。三菱UFJ銀行と三井住友銀行も、同じ11月2日から普通預金の金利を年0.500%に引き上げると発表しています。

普通預金の金利は変動金利で、11月2日以降は、すでに預けてある残高にも新しい金利が付きます。

1.2 みずほの1年定期は年0.700%、三井住友信託は年0.625%に

定期預金の金利も上がります。報道によると、みずほ銀行と三井住友信託銀行は10月29日に定期預金の金利の引き上げを発表し、どちらも11月2日から新しい金利を適用します。

  • みずほ銀行の1年定期:年0.500%から0.200%上がり、年0.700%
  • みずほ銀行の2年〜10年定期:0.100〜0.150%の引き上げ
  • 三井住友信託銀行の1年定期:0.100%上がり、年0.625%

みずほ銀行の1年定期は、普通預金より年0.200%高くなります。定期預金の金利は預けた時点で決まり、満期まで変わりません。

2. 冬のボーナスを1年預けると利息はいくら?50万円なら定期預金のほうが約800円多い

冬のボーナスを、普通預金(年0.500%)とみずほ銀行の1年定期(年0.700%)に1年預けた場合の利息を試算しました。

例)冬のボーナスを1年預けた場合 普通預金(年0.5%)と1年定期(年0.7%)の利息2/2

冬のボーナスを1年預けた場合の税引後の利息は、50万円で普通預金が約1992円、1年定期が約2789円で差は約797円、75万円で普通預金が約2988円、1年定期が約4183円で差は約1195円、100万円で普通預金が約3984円、1年定期が約5578円で差は約1594円

出所:みずほ銀行「円預金金利の改定について」、報道をもとにLIMO編集部作成

2.1 50万円なら税引後で約797円の差

  • 50万円:普通預金は税引後約1992円、1年定期は約2789円(差は約797円)
  • 75万円:普通預金は税引後約2988円、1年定期は約4183円(差は約1195円)
  • 100万円:普通預金は税引後約3984円、1年定期は約5578円(差は約1594円)

ボーナス50万円を1年定期にすると、普通預金に置いたままより税引後で約800円多くなる計算です。100万円なら、差は約1600円に広がります。

2.2 普通預金の金利は1年間同じとは限らない

試算では、普通預金の金利が1年間年0.500%のまま変わらないとしています。普通預金は変動金利のため、この先さらに上がれば差は小さくなり、下がれば差は大きくなります。

※LIMO編集部による試算。普通預金は1年間年0.500%、1年定期は年0.700%の単利とし、利息にかかる税金は20.315%で計算しています。