3. 子どもの年齢別に、歩道の通行と青切符はどうなる?13歳未満は歩道を通行でき、16歳未満は青切符の対象外、16歳以上は歩道通行で6000円
警察庁の自転車ポータルサイトによると、青切符の対象は16歳以上の運転者です。16歳未満は対象外で、これまでどおり、多くの場合は指導警告が行われます。
- 【13歳未満】歩道を通行できる(徐行が必要)
- 【13歳から15歳】標識がある場所や車道が危険なときなどを除き、歩道は通行できないが、青切符の対象外
- 【16歳以上】歩道を通行できる場合を除き、歩道通行は通行区分違反で、反則金6000円
13歳から15歳は、歩道の通行ルールは16歳以上と同じで、青切符の対象かどうかだけが違います。反則金がかからなくても、歩道を走ってよいわけではない点は、押さえておきたいところです。
4. 違反の組み合わせでは、反則金の合計はいくら?携帯電話使用等と信号無視の2つで1万8000円
警察庁の反則金の額を、別々の機会に1回ずつ違反した場合の足し算で比べると、次のようになります(例)。
- 【携帯電話使用等+信号無視】1万2000円+6000円=1万8000円
- 【携帯電話使用等+信号無視+無灯火】1万2000円+6000円+5000円=2万3000円
- 【歩道通行+歩道徐行等義務違反】6000円+3000円=9000円
- 【指定場所一時不停止等+無灯火】5000円+5000円=1万円
同時に複数の違反をしたときの扱いは、ここでは確かめていません。実際の取り扱いは、警察庁や都道府県警察の案内で確認してください。
5. 【元FP会社職員の視点】検証:反則金の一覧から、家族で確かめておきたい3つのこと
反則金の一覧から読み取れることは、3つあります。
1つ目は、携帯電話を使いながらの運転が1万2000円と、最も高いことです。2つ目は、信号無視や歩道通行など、日常でやってしまいがちな違反が6000円や5000円であることです。3つ目は、歩道を走れる場合でも、徐行しないと3000円がかかることです。
元独立系FP会社でマネーセミナーの運営を補助していた経験からお伝えすると、家計の備えは、起こりうる出費の金額を知るところから始まります。反則金は、毎月の生活費とは別に、思わぬ出費になるのではないでしょうか。
お子さんが16歳未満でも、歩道を走れる年齢や場所は決まっています。家族で、車道を走るときの左側通行や、歩道を走るときの徐行を、話し合ってみましょう。
6. まとめ
自転車の青切符は、2026年4月1日から16歳以上の運転者が対象です。反則金は、携帯電話使用等が1万2000円、信号無視や通行区分違反が6000円、無灯火や一時不停止が5000円です。
歩道を走れるのは、標識がある場所、13歳未満・70歳以上の人、車道が危険なときです。ルールと反則金の額を、家族で確かめてみましょう。
※反則金の額や取り扱いは、法令や運用で変わる場合があります。最新の情報は、警察庁や都道府県警察の案内でご確認ください。
参考資料
下村 美乃莉