4. 休日割引で30%引きにならないのはなぜ?東京〜名古屋は東名高速道路の東京〜厚木が大都市近郊区間で、割引は地方部の走行分だけ

休日割引は30%割引と案内されていますが、東京IC〜名古屋ICの普通車では、平日7320円が休日5400円になり、下がる額は1920円です。割合にすると約26%で、30%には届きません。

理由は、休日割引の対象が地方部の高速道路に限られるためです。NEXCO東日本の案内では、東名高速道路の東京〜厚木は東京近郊の区間として休日割引の対象外です。NEXCO中日本も、大都市部と地方部を続けて走った場合は、地方部の区間の分だけを割り引くとしています。

  • 【東京IC〜厚木IC(35.0km)】普通車の通常料金は1300円で、休日も1300円
  • 【厚木IC〜名古屋IC(279.6km)】普通車の通常料金は6500円で、休日は4550円(30%割引)

一方、深夜割引には大都市近郊区間の除外がないため、東京IC〜名古屋ICの普通車では約30%下がります。カーナビや割引の案内で「30%割引」と見ても、走る区間によって下がる割合が変わることがあります。

※区間別の料金は、上と同じ料金検索で、2026年10月29日(木)と11月7日(土)の条件で検索した額です。2つの区間を別々に走った場合の合計は、続けて走った東京IC〜名古屋ICの料金とは一致しません。

5. 休日割引が適用されない日はいつ?11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休は適用除外日で、東京〜名古屋の普通車は7320円

NEXCO各社などは、2026年3月17日(火)に「2026年度における休日割引適用日のお知らせ」を出しています。ゴールデンウイーク、お盆、年末年始、シルバーウイーク、3連休といった交通混雑期は、休日割引の適用除外日です。

  • 【11月の適用除外日】11月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)の3連休
  • 【11月の適用日】11月1日(日)・3日(火・祝)・7日(土)・8日(日)・14日(土)・15日(日)・28日(土)・29日(日)
  • 【年末年始の適用除外日】12月26日(土)・27日(日)、2027年1月1日(金)〜3日(日)

東京IC〜名古屋ICの普通車の高速料金を検索すると、11月7日(土)10時の出発は5400円、11月21日(土)10時の出発は平日と同じ7320円でした。一方、11月22日(日)1時の出発は深夜割引で5120円です。休日割引の適用除外日でも、深夜割引は条件を満たせば適用されます。

6. 深夜割引はこれから変わる?NEXCOは22時〜翌5時の走行分だけを割り引く見直しを予定し、運用開始日時は未定

NEXCO東日本の「深夜割引の見直しについて」では、深夜割引を次のように見直す予定としています。

  • 【割引の時間帯】毎日22時〜翌5時(今は0時〜4時)
  • 【割引の対象】割引の時間帯に走った分だけを割り引く。22時台に出口を出た場合は2割引
  • 【割引の受け取り方】ETCマイレージサービスなどへの後日還元型に変わる
  • 【運用開始の時期】運用開始日時は、決まり次第知らせるとしている(2026年10月29日時点)

今の深夜割引は、0時〜4時に少しでも走っていれば、その走行の料金全体が割引の対象です。見直しが始まると、割引の時間帯に走った分だけが対象になるため、たとえば3時台に高速道路に入って7時ごろに出るような走り方では、今と同じ額にならないことがあります。また、後日還元型に変わると、走ったその場で案内される金額と、実際に負担する額との差が出やすくなります。

ETCマイレージサービスは事前の登録が必要です。すでに登録している場合は、申し込み直す必要はないとされています。