高速道路を降りたあと、カーナビが案内した高速料金と、あとで確かめたETCの請求額が違っていて戸惑った方もいるかもしれません。カーナビの高速料金は割引前の金額のことがあり、請求額は車種区分や、ETCの休日割引・深夜割引の条件によって変わります。
金額を見るときは、まず「どんな条件での金額か」を確かめることが大切です。ここでは、NEXCO各社の案内をもとに、高速料金の決まり方と、請求額が確定する仕組みを確かめます。
あわせて、東京IC〜名古屋ICを例に、平日・休日・深夜で高速料金がいくら変わるかを、車種区分ごとに並べます。休日割引が適用されない11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休の扱いもまとめます。
※料金は、NEXCO東日本「ドラぷら 高速料金・ルート検索」で2026年10月29日(木)に検索した、東京IC〜名古屋IC(東名高速道路・新東名高速道路経由、314.6km)の料金です。平日は10月29日(木)15時30分、休日は11月7日(土)10時、深夜は11月12日(木)1時に出発する条件で検索しています。
1. カーナビの高速料金と請求額が違うのはなぜ?請求額は走行経路と割引の条件を確かめて確定し、料金所での案内とは異なる場合がある
NEXCO中日本は、よくある質問で、料金所などでETC機器から案内された料金と異なる料金が請求されたという質問に答えています。回答の要点は次のとおりです。
- 【請求額の決まり方】請求額は、走行経路と割引の条件をすべて確かめたうえで確定する
- 【料金所での案内】その場で取得できる走行データをもとに料金を計算して案内しており、多くの場合はそのまま請求額になる
- 【案内と請求額が異なる例】平日朝夕割引、大口・多頻度割引、障がい者割引など
- 【請求額を確かめる方法】ETC利用照会サービスで、あとから確かめることができる
カーナビの高速料金の表示が、どの車種区分や支払い方法、割引を前提にした金額かは、メーカーや機種で異なります。表示が実際の走行の条件と合っていなければ、請求額との差が生じることがあります。
- 【料金の改定】高速道路の料金は改定されることがある。たとえば首都高速道路では、2026年10月1日(木)に料金改定が行われた
- 【走行ルート】NEXCO中日本の案内では、最短ルートの2倍以内の走行なら、最短ルートの料金が適用される
- 【料金所を通る時刻】割引の適否は料金所の通過時刻で決まり、渋滞などで時刻がずれると、割引が適用されない場合がある
2. 高速料金は車種区分でいくら変わる?東京〜名古屋の平日は軽自動車等5890円、普通車7320円、大型車1万1900円
高速道路の料金は、軽自動車等・普通車・中型車・大型車・特大車の5つの車種区分で決まります。NEXCO東日本の「高速道路の車種区分」によると、軽自動車と二輪自動車は軽自動車等、小型自動車や普通乗用自動車は普通車にあたります。
東京IC〜名古屋ICの平日の高速料金は、車種区分ごとに次のとおりです。
- 【軽自動車等】5890円(普通車の約0.8倍)
- 【普通車】7320円
- 【中型車】8750円(普通車の約1.2倍)
- 【大型車】1万1900円(普通車の約1.6倍)
- 【特大車】1万9800円(普通車の約2.7倍)
平日の昼間など割引の条件に当たらない時間帯は、検索結果の「通常料金」と「ETC料金」は同じ額でした。料金所で現金で支払う場合は、この通常料金を支払うことになります。