同級生の訃報が届き、仲間とともに供花を贈ってお別れの気持ちを伝えたいと考えることがあります。ただ、急な知らせのなかでは、1基にどのくらいかかるのか、香典とどちらがふさわしいのか、迷いやすいものです。

供花は注文先の案内に価格が出ている一方、香典は調査の「最も多い額」や「平均」が目安になります。「1基の価格」を「連名の人数」で割ると、香典の額と並べて考えやすくなります。ここでは、大手の葬儀社と生花店の案内価格と、全日本冠婚葬祭互助協会の香典の調査をもとに確かめます。

連名の人数を2人・4人・8人として1人あたりの負担を試算し、香典と両方出す場合とも比べます。故人を悼む気持ちを、無理のない形で表すための目安にしてください。

※1基約1.8万〜3.3万円は、公益社(首都圏・近畿圏)と日比谷花壇の供花・お悔やみ用スタンド花の税込の案内価格(2026年10月29日に確認)です。香典の5000円は、全日本冠婚葬祭互助協会「第6回香典に関するアンケート調査報告書(令和3年度実施)」で、故人が「友人又はその家族」だった人の最多回答額です。

1. 同級生の葬儀の供花はいくら?大手の葬儀社・生花店2社の案内では1基約1.8万〜3.3万円(税込)、2基1組の「1対」はその2倍

同級生の葬儀の供花の価格は、注文先が案内しています。葬儀社大手の公益社(燦ホールディングスのグループ)と、生花店大手の日比谷花壇の案内を、2026年10月29日に確かめると次のとおりです(いずれも1基・税込)。

  • 【公益社〈首都圏〉】1万9800円、2万6400円、3万3000円の3種類(案内に「2023年8月現在」と記載)
  • 【公益社〈近畿圏〉】1万7600円、2万3100円、2万8600円の3種類(案内に「2025年5月現在」と記載)
  • 【日比谷花壇〈お悔やみ用スタンド花〉】1段Mサイズ1万9800円、1段Lサイズ2万2000円、2段Mサイズ2万7500円、2段Lサイズ3万3000円(商品価格。手渡しの配送料は全国1210円で、大型商品は550円が加わる)

2社の案内の範囲では、1基は約1.8万〜3.3万円です。公益社の近畿圏の案内では、供花は1基か、同じもの2基を1組にした1対で出す形で、1対の価格は3万5200円・4万6200円・5万7200円と、1基のちょうど2倍になっています。

なお、これは大手2社の案内価格で、全国の相場を示す値ではありません。地域や式場、花の種類によって価格は変わります。