4. 遠方の法事の香典は一周忌と三回忌で違う?回忌ごとの額を集計した業界団体の調査は見当たらず、額は施主・親族と相談して決める
全日本冠婚葬祭互助協会の「香典に関するアンケート調査(令和3年度)」は、加盟する互助会が受注した個人葬で、通夜・告別式の会葬者に聞いた調査です(回答5177件)。法事(一周忌・三回忌)の香典を回忌ごとに集計した業界団体・互助会の調査は、見当たりませんでした。
参考までに、この調査で故人が親(実親・義理の親)の場合の香典は、最も多い額が10万円、平均が5万9711円でした(回答121件)。これは通夜・告別式のときの額で、法事の額ではありません。
一周忌と三回忌で額を変えるか、夫婦で出るときに香典を1つにまとめるか、会食があるかで額を変えるかは、施主・親族と相談して決めると行き違いを防げます。
5. 遠方の法事に出席するかはどう決める?施主・親族と相談し、1人で日帰りする・親族の家に泊まる形も
遠方の法事に夫婦そろって出るか、1人で出るか、欠席するかに、決まった正解はありません。施主の考えや親族の集まり方によっても変わるため、案内が届いた段階で施主・親族と相談するのが確実です。
1人で出席する場合、法要の時間によっては、はやぶさ103号のように昼前に盛岡に着く列車で日帰りもできます。日帰りなら宿泊費はかからず、主な出費は新幹線の往復3万900円です。
泊まる場合も、親族の家に泊まれるかどうかで宿泊費が変わります。帰省・知人訪問等の宿泊旅行では、宿泊費を払った旅行は約2割でした。泊まる先は、施主・親族に負担をかけない形かどうかも含めて相談しておきたいところです。
欠席するときは、香典と供物を送るほかに、欠席することを早めに施主へ伝えておくと、会食などの人数の準備に役立ちます。供物を送ってよいか、送り先をどこにするかも、施主に確かめておくと安心です。