田んぼや用水路など、身近な水辺で見かけることのあるザリガニ。子どもの頃に、ザリガニ釣りをして遊んだという人もいるのではないでしょうか。
現在SNS上では、そんなザリガニの中でも、思わず目を見張るほど大きな1匹をとらえた写真に注目が集まっています。
@Outdoor_love_nさんが投稿した当ポストは、執筆時点で10万8000回表示されています。
そこで、LIMO編集部は話題の@Outdoor_love_nさんに取材。ザリガニを見つけた場所や、投稿への反響について、インタビューしました。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 赤く大きなハサミを広げた1匹
「えぐいんおってわろた」というコメントとともに投稿されたのは、4枚の写真。夜の暗がりの中、手でつかまれたザリガニが、先端の赤い大きなハサミを左右に広げています。黒っぽい体はつかんだ手の幅を超えるほどで、長い触角も伸びています。
2. 見つけたのは大阪府堺市の用水路 正体はアメリカザリガニ
アスファルトの上には、2匹のザリガニの姿も。どちらもハサミを大きく広げ、向かい合うようにしています。
投稿主さんによると、発見場所は「大阪府堺市の用水路」で、種類は「アメリカザリガニです!」とのこと。
投稿の反響については、「自分が思っている以上に皆ザリガニに興味があって、大きいのが採れて良かったなと思いました!」と話してくれました。
リプライ欄には、「これはいかつい」「仲間で一番腕相撲が強いと有名そう」「レイクロブスター級」といった声が寄せられました。また、投稿主さんは返信で「ギネス級です」「絶対喧嘩負け知らずです笑」とつづっています。
3. アメリカザリガニとは? 日本にはいつやってきた?
アメリカザリガニは、その名のとおり北アメリカ原産のザリガニです。成体は全長10センチほどになるとされ、赤みを帯びた大きなハサミが特徴です。水田や用水路、池など流れのゆるやかな水辺にすみ、水草や小さな生き物などを食べる雑食性の生き物として知られています。
日本で見かけるのが当たり前になっているアメリカザリガニですが、もともと日本にいた生き物ではありません。環境省の資料によると、1927年に、食用として養殖されていたウシガエルの餌として、アメリカから神奈川県に持ち込まれたのが始まりとされています。その後、各地に広がり、今では全国の水辺で見られるようになりました。
一方で、アメリカザリガニは水草を切ったり、ほかの生き物を食べたりすることで、水辺の生態系に大きな影響を与えるとされています。こうしたことから、2023年6月1日には「条件付特定外来生物」に指定されました。環境省によると、一般家庭でペットとして飼育することは手続きなしで続けられる一方、野外に放したり逃がしたりすることは法律で禁止されています。飼っている場合は、最後まで責任を持って飼うことが大切です。
なお、日本には在来種の「ニホンザリガニ」もいますが、ニホンザリガニは主に北海道や東北地方の一部の冷たい水辺にすむ種類で、アメリカザリガニに比べて小型とされています。
子どもの遊び相手として身近な存在だったアメリカザリガニ。大きく育った1匹の姿に多くの人が引きつけられたのも、どこか懐かしさを感じる生き物だからなのかもしれません。
えぐいんおってわろた pic.twitter.com/CPMQ1Q945A
— アウトドアが好きな人 (@Outdoor_love_n) September 11, 2026
4. 著者からの一言コメント
用水路や川で見つけた生き物を、自宅の水槽で観察する人もいます。水槽で生き物を飼うための用品には、どのくらいのお金が使われているのでしょうか。
5. 観賞魚用品の出荷金額 1位はポンプ・濾過・水質調整関連商品
ここからは記事の話題にちなんで観賞魚用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。
一般社団法人日本ペット用品工業会が、同・工業会会員企業やペット用品関連メーカーを対象に行った「ペット用品産業実態調査」によると、2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)における観賞魚用品の出荷金額の合計は166億600万円という結果になっています。
カテゴリー別の出荷金額は、多い順に以下のとおりです。
ポンプ・濾過・水質調整関連商品(59億9900万円)
フード(44億1300万円)
水槽・関連用品(37億5700万円)
観賞魚を育てる際に必要な「ポンプ・濾過・水質調整関連商品」が首位に、2位にはフード、3位に水槽・関連用品が続きます。
今回はXで話題になっている「大阪府堺市の用水路で捕まえた大きなアメリカザリガニ」をご紹介しました。
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参考資料
LIMOSNS部
