大幅下方修正の日産自動車は小幅安に止まる! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2019年11月13日

株式市場の振り返り-日経平均株価は前日の上昇分を帳消し、TOPIXも7日ぶりの反落

2019年11月13日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,319円(▲200円、▲0.9%) 反落
  • TOPIX 1,700.3(▲9.3、▲0.6%) 7日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 856.9(▲8.1、▲0.9%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:479、値下がり銘柄数:1,606、変わらず:68
  • 値上がり業種数:2、値下がり業種数:31
  • 年初来高値更新銘柄数:110、年初来安値更新銘柄数:5

東証1部の出来高は12億1,532万株、売買代金は2兆1,558億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。前日の株価急伸の要因となった米中貿易摩擦問題の進展が肩透かしに終わったことから、模様眺めムードが強まりました。ただ、好業績銘柄を中心に下値を拾う動きも多く見られ、売買代金は2兆2,000億円弱を維持しています。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。寄り付きから安く推移し、前場の終盤には一時▲249円安となる場面も見られました。ただ、その後は一段の下押しはなく、▲200円安水準のまま引けています。結局、前日の上昇分(+188円)は完全に帳消しとなり、終値も23,500円台を割り込みました。

なお、TOPIXも同じような値動きでマイナス圏のままで終わり、今年2度目の7連騰はなりませんでした。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は66日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,461万株、売買代金651億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、前日比では増えたものの、個人投資家の物色意欲減退が続いており、売買代金は66日連続の1,000億円割れとなっています。

また、株価指数も続落となり、こちらも900ポイント回復が遠のいた状況が続いています。

富士フイルムHDが一時+7%超高の急騰、大幅下方修正の日産自動車は小幅安に止まる

個別銘柄では、ファーストリティリング(9983)が大幅反落となり、京セラ(6971)、テルモ(4543)、ファミリーマート(8028)、リクルートホールディングス(6098)など指数寄与度の高い大型株も大幅安となりました。

また、前日の決算発表で通期業績予想を大幅下方修正した日産自動車(7201)は一時▲4%超安の大幅下落となりましたが、ある程度織り込み済みだったと見られ、終値は小幅安に止まりました。

他方、同じく業績予想を大幅下方したJFEホールディングス(5411)は、▲5%超安の急落のまま引け、神戸製鋼所(5406)や日本製鉄(5401)など他の鉄鋼株も大幅安となっています。

一方、ハイテク株ではソニー(6758)とカシオ計算機(6952)が連日の年初来高値更新となり、急伸したアドバンテスト(6857)も再び年初来高値を更新して引けました。

また、前日の決算発表で最終利益見通しを上方修正した富士フイルムホールディングス(4901)が一時+7%超高の急騰となっています。

その他では、金融株が総じて売りに押される中、野村ホールディングス(8604)が逆行高で年初来高値を更新したことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、ユーザベース(3966)が▲10%超安の暴落のまま引け、そーせいグループ(4565)も一時▲10%超安の暴落となりました。一方、メルカリ(4385)が小幅反発となり、ブシロード(7803)も小幅に値を上げています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。