葬儀で上司から思っていたより多い香典をいただき、当日の香典返しだけでよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。勤務先から弔慰金が出た場合や、職場の連名で香典をいただいた場合も、香典返しが要るのかは分かりにくいところです。
香典返しは「誰から、どういう性格のお金をいただいたか」で考え方が変わります。ここでは、上司個人の香典、会社の弔慰金、連名の香典の3つに分けて整理します。
あわせて、香典の金額ごとの香典返しの目安と、香典・弔慰金にかかる税金の扱いを試算・確認します。
※香典・弔慰金の税金の扱いは、国税庁「贈与税の対象とならない弔慰金等」にもとづきます。法人や個人からの弔慰金・香典で社会通念上相当と認められるものは、所得税・贈与税がかかりません。
1. 香典返しの目安は?上司から3万円の香典なら約1万〜1万5000円
香典返しの目安は、いただいた香典の3分の1から半分ほどとされます。香典の金額ごとに計算すると、次のとおりです。
- 【香典5000円】3分の1で約1700円、半分で約2500円
- 【香典1万円】3分の1で約3300円、半分で約5000円
- 【香典2万円】3分の1で約6700円、半分で約1万円
- 【香典3万円】3分の1で約1万円、半分で約1万5000円
- 【香典5万円】3分の1で約1万6700円、半分で約2万5000円
※試算の前提:香典返しの目安を香典の3分の1から半分とし、100円未満は四捨五入しています。地域の慣習や、ほかにいただいた供物などによって目安は変わります。
当日に一律の品を渡している場合は、いただいた香典が多い方ほど目安との差が開きます。香典3万円なら、当日の品の額を目安の約1万〜1万5000円から差し引いた分が、改めてのお返しの目安になります。