3. LIMO編集部の計算例:1000万円を家計全体の割合で分けると、株式等と投資信託で270万円
家計全体の金融資産の構成比を、1000万円の資産にあてはめて計算します。
3.1 前提は2026年6月末の構成比をそのまま使う
LIMO編集部の計算例として、1000万円の金融資産を、2026年6月末の家計全体の構成比(現金・預金44.9%、保険・年金・定型保証23.3%、株式等19.3%、投資信託7.7%、債務証券1.5%、その他3.4%)で分けます。
家計全体の合計を割合にしたもので、平均的な世帯の資産の持ち方を示すものではありません。
3.2 現金・預金449万円、保険・年金233万円、株式等193万円、投資信託77万円
1000万円を家計全体の割合で分けると、現金・預金が449万円、保険・年金・定型保証が233万円、株式等が193万円、投資信託が77万円、債務証券が15万円、その他が34万円です。構成比は四捨五入した値のため、合計は1001万円になります。
株式等と投資信託を合わせると270万円で、1000万円の27.0%にあたります。
4. 株式等の前年比は2024年9月末のマイナスから47.0%増に。家計の負債は416兆円
資産の種類ごとの前年比の推移と、家計の負債の残高を確認します。
4.1 株式等と投資信託は前年比の伸びが続き、現金・預金は0%台
株式等の前年比は、2024年9月末が0.8%の減少で、2025年6月末は6.7%増、9月末は22.3%増、12月末は29.6%増、2026年3月末は37.1%増、6月末は47.0%増でした。
投資信託の前年比は、2024年9月末の24.0%増から、2025年6月末は9.8%増、2026年6月末は36.8%増です。現金・預金の前年比は、2024年9月末から2026年6月末まで、0.1%の減少から0.6%の増加の範囲でした。
4.2 家計の負債は416兆円で、うち借入が397兆円
2026年6月末の家計の負債は416兆円で、このうち借入が397兆円です。金融資産2519兆円と比べると、負債は金融資産の約6分の1にあたります。
5. まとめにかえて
日本銀行の資金循環統計(速報)によると、2026年6月末の家計の金融資産は2519兆円で、前年比11.0%増えました。株式等は486兆円で47.0%増、投資信託は193兆円で36.8%増です。
一方、現金・預金は1132兆円で、全体の44.9%を占めます。前年比は0.5%増でした。家計の負債は416兆円です。
預金や保険、証券口座の残高を書き出して合計し、現金・預金と株式・投資信託の割合を確かめてみてください。
参考資料
村岸 理美