4. 小売物価統計調査、東京都区部の食パンは2026年9月に1kgで570円
総務省統計局の小売物価統計調査では、2026年9月の東京都区部のパン・麺類の価格は次のとおりでした(前年同月との差はLIMO編集部計算)。
- 食パン(1kg):570円(33円高い)
- あんパン(100g):131円(3円高い)
- ゆでうどん(1kg):642円(19円高い)
- 中華麺(1kg):488円(7円高い)
- カップ麺(1個・78g):191円(5円高い)
4.1 食パンは2026年8月から9月にかけても4円上がった
東京都区部の食パンは、2026年8月の566円から9月は570円になりました。カップ麺は8月の200円から9月は191円に下がっており、月ごとの値動きは品目によって異なります。
5. 世帯主の年齢で変わる麺類、カップ麺は40歳代が年7917円で最も多い
家計調査の世帯主の年齢階級別の結果では、麺類の中でもよく買う品目が年代によって分かれていました。2025年の二人以上の世帯の主な品目は、次のとおりです。
【カップ麺】
- 29歳以下:4853円
- 30歳代:6548円
- 40歳代:7917円
- 50歳代:7248円
- 60歳代:5754円
- 70歳以上:4444円
【乾うどん・そば】
- 29歳以下:1085円
- 30歳代:1330円
- 40歳代:1786円
- 50歳代:1972円
- 60歳代:2756円
- 70歳以上:3108円
5.1 乾うどん・そばは年齢が上がるほど多くなる
カップ麺は40歳代をピークに、60歳代以降は少なくなります。乾うどん・そばは年齢が上がるほど多くなり、70歳以上は29歳以下の約2.9倍でした(LIMO編集部計算)。
パスタも40歳代の年2103円が最も多く、70歳以上は年1094円です。
6. 食パンは70歳以上が年1万1799円で最も多い
パンでは、食パンと「他のパン」で年代ごとの傾向が異なります。食パンは70歳以上の年1万1799円が最も多く、29歳以下は年5048円でした。
「他のパン」は40歳代の年2万6434円が最も多く、70歳以上は年2万794円です。年代が上の世帯ほど、食パンの割合が高くなっています。
7. パンと麺の支出は、100gあたりの価格で比べる
パンや麺は、同じ品目でも枚数や1袋の量がまちまちです。家計調査の平均価格のように、100gあたりにそろえると比べやすくなります。
7.1 レシートから1か月分の品目と量を書き出す
まず1か月分のレシートから、食パン、菓子パン、うどん、カップ麺などの金額と量を書き出します。食パンなら2026年8月の家計調査の100gあたり60.71円が、比べるときの目安になります。
7.2 よく買う品目から、まとめ買いや冷凍を考える
食パンやゆでうどんは冷凍しておける品目です。食べ切れる量と保存のしかたを決めておくと、値上がりした品目でも買い足しの回数を減らしやすくなります。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2026年8月 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)8月分」
- 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)2026年9月」
鶴田 綾