朝食の食パンや昼食の麺類は、毎週のように買う食品という家庭も多いでしょう。
総務省統計局の消費者物価指数(2025年基準)では、2026年8月の食パンの指数が前年同月より4.2%上がりました。
この記事では、パンと麺類の品目ごとの値動きと、家計調査で見た1年間の支出、100gあたりの平均価格の変化を確認します。
1. 消費者物価指数のパン、2026年8月は前年同月比4.1%上昇
2026年8月の全国の消費者物価指数で、パンの指数は104.5となり、前年同月より4.1%上がりました。麺類は101.2で、上昇率は1.3%にとどまっています。
2026年8月の全国の消費者物価指数で、食パンは前年同月比4.2%、あんパンは4.9%上がりました1/2
出所:総務省統計局「2025年基準消費者物価指数 全国 2026年8月 第5表 品目別価格指数・寄与度」をもとにLIMO編集部作成
1.1 食パンは4.2%、あんパンは4.9%の上昇
パンの品目では、あんパンが4.9%、食パンが4.2%、カレーパンが1.3%上がりました。
1.2 麺類はカップ麺が2.5%上昇、中華麺とそうめんは下落
麺類では、カップ麺が2.5%、スパゲッティが1.8%、ゆでうどんが1.5%上がっています。一方で、中華麺は0.6%、そうめんは0.4%、前年同月より下がりました。
2. 家計調査2025年、二人以上の世帯の食パンは年1万946円
家計調査(家計収支編)2025年によると、二人以上の世帯のパンへの支出のうち、食パンは1世帯当たり年1万946円でした。あんパンなどの菓子パンを含む「他のパン」は年2万3298円で、食パンの約2.1倍です(LIMO編集部計算)。
2.1 食パンを買う回数は年およそ52回
食パンの購入頻度は100世帯当たり年5216回で、1世帯では年およそ52回、週に1回ほどのペースです。購入数量は年1万9287gで、100gあたりの平均価格は56.75円でした。
2.2 麺類は年2万2048円、最も多いのはカップ麺の年6006円
麺類は年2万2048円で、品目別ではカップ麺が年6006円と最も多くなりました。中華麺が年4929円、生うどん・そばが年3844円で続きます。
3. 家計調査2026年8月、食パンの100gあたりの平均価格は60.71円
2026年10月9日に公表された家計調査(二人以上の世帯)では、2026年8月の食パンの平均価格は100gあたり60.71円でした。2025年8月の56.52円より4.19円高くなっています(LIMO編集部計算)。
食パンの支出は918円から936円に18円増えた一方、購入数量は1624gから1542gに減りました。買う量は減っても、値上がりの分だけ支出が増えた形です。
カップ麺の平均価格は100gあたり135.25円から148.77円に上がり、支出は459円から503円に44円増えています(同)。
2026年8月の消費者物価指数では、食パンが前年同月比4.2%、カップ麺が2.5%上がりました。家計調査でも、食パンとカップ麺の100gあたりの平均価格は前年同月を上回っています。
わが家のパンと麺の支出は、1か月分のレシートから品目ごとの金額と量を書き出すと、統計の数字と比べられます。
ここからは、東京都区部の店頭価格と、世帯主の年齢で変わる麺類の選び方を見ていきます。