3. 都市別の牛肉、最も多いのは京都市の年4万1258円
家計調査では、都道府県庁所在市と政令指定都市の52都市別に、品目ごとの支出も集計しています。2025年の二人以上の世帯の牛肉は、京都市が年4万1258円で最も多くなりました。
和歌山市の年3万5438円、奈良市の年3万3929円、神戸市の年3万2817円、大津市の年3万2108円が続きます。東京都区部は年2万4564円でした。
3.1 牛肉が最も少ないのは新潟市の年9419円
牛肉が少ない都市は、新潟市の年9419円、前橋市の年9558円、盛岡市の年9783円でした。京都市は新潟市の約4.4倍です(LIMO編集部計算)。
3.2 豚肉は川崎市、鶏肉は鹿児島市が最も多い
豚肉は川崎市の年4万860円が最も多く、秋田市の年4万775円、さいたま市の年3万8888円が続きます。最も少ないのは那覇市の年2万7653円でした。
鶏肉は鹿児島市の年2万5879円が最も多く、山口市の年2万4708円が2番目です。最も少ないのは前橋市の年1万4578円でした。
4. 小売物価統計調査、東京都区部の輸入牛肉は100gで421円
総務省統計局の小売物価統計調査は、品目ごとに調べる商品の規格を決めて、毎月の小売価格を調べている統計です。東京都区部の2026年9月の価格と、2025年9月との差は次のとおりです(差はLIMO編集部計算)。
- 牛肉(国産品)100g:962円(20円高い)
- 牛肉(輸入品)100g:421円(56円高い)
- 豚肉(国産品・バラ)100g:301円(9円高い)
- 豚肉(輸入品・ロース)100g:174円(3円安い)
- 鶏肉100g:163円(4円高い)
- ベーコン100g:281円(23円高い)
- ソーセージ100g:195円(2円安い)
4.1 輸入牛肉は1年で365円から421円に
牛肉(輸入品)は、2025年9月の100g365円から2026年9月は421円になりました。上がった幅は56円で、約15.3%の上昇です(LIMO編集部計算)。
同じ期間に、鶏肉は159円から163円、豚肉(国産品・バラ)は292円から301円への上昇でした。
4.2 肉は100gあたりの値段で種類を比べる
肉の値段は、パックごとの価格ではなく100gあたりで比べると、種類や部位の違いが分かりやすくなります。1か月分のレシートから肉を書き出し、牛・豚・鶏ごとに買った量と金額をまとめてみましょう。
5. まとめ
家計調査2025年によると、二人以上の世帯の生鮮肉は年8万3265円で、豚肉が年3万5416円と最も多くなりました。2026年8月の消費者物価指数では生鮮肉が前年同月比4.2%上がり、輸入品の牛肉は11.4%の上昇です。
まずはよく買う肉の100gあたりの値段と、1か月に買っている量を確かめるところから始めましょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)8月分」
- 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)2026年9月」
鶴田 綾