海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物レスキューの様子を伝えているTheMohoさんのYouTubeアカウント@TheMohoの投稿。

建築現場に捨てられていた老犬が保護され、見違えるように回復して幸せをつかむ姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で2万2000回再生、約1300件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【建築現場に捨てられていた老犬】「バスティアン」を保護

建築現場で衰弱していたバスティアン1/5

建築現場で衰弱していたバスティアン

出所:@TheMoho

海外のSNSで、建築現場に捨てられていた老犬の救出劇が話題を呼んでいます。救出された犬の名前は「バスティアン」。

バスティアンは飼い主によって、この建築現場に遺棄されたものとみられています。彼がずっとうずくまっていた古い犬用ベッドは、飼われていた時に使っていたものなのかもしれません。

バスティアンは少なくとも10歳を超えている老犬で、ひどい飢えや脱水症状、寄生虫による感染症で衰弱しきっていました。

2. 【建築現場に捨てられていた老犬】「バスティアン」の現在

里親のもとで元気を取り戻したバスティアン2/5

里親のもとで元気を取り戻したバスティアン

出所:@TheMoho

動物病院に搬送されたバスティアンは治療と手厚いケアを受け、みるみる元気を取り戻していきました。

さらに幸運なことに、彼を家族として迎えたいという人もあらわれたのです。現在では、里親のもとで楽しく暮らしています。

ネット上ではバスティアンの回復を喜ぶ声や、幸運を祈る声が多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
長年暮らした家族に使っていたベッドごと建築現場へ置き去りにされ、衰弱しきっていたバスティアンの姿に胸を締めつけられました。どんな理由があっても、ペットの遺棄は許されることではありません。

シニア期を迎えた犬は視力や筋力の衰えから段差につまずいたり、滑って転びやすくなったりします。そのためフローリングの上に滑り止めのマットを敷いたり、家具の角を保護したりするような安全な室内環境の整備が欠かせません。また、体温調節の機能も低下していくため、エアコンを活用して室内の温度や湿度を一定に保つ配慮も重要です。食事の面でも消化しやすいフードへの切り替えや、器の高さを調整する工夫が求められます。身体機能の変化に寄り添いながら、穏やかに過ごせる環境を整えてあげることが大切です。

過酷な裏切りを乗り越え、温かな家庭へ迎えられたバスティアン。これからは安心できる優しい家族のもとで、穏やかに余生を過ごせますように。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選

5.1 空き家に放置された犬を保護、見違えるように回復して幸せをつかむ姿に安堵の声

            空き家に放置された犬を保護、見違えるように回復して幸せをつかむ姿に安堵の声    

海外のSNSでは、動物レスキューの動画が注目を集めています。今回は@TheMohoさんが投稿した保護犬の記事をご紹介します。飼い主の死後に空き家へ取り残され、衰弱しきっていたところを発見された犬。懸命な治療を経て新しい家族と出会い、幸せをつかむまでの軌跡やSNSの反響に加え、記事後半では命を迎える前に知っておきたい犬や猫のおやつ代の相場についても詳しく解説しています。

5.2 廃墟に南京錠で繋がれていたボクサー犬を救助 困難を乗り越えて幸せをつかむ姿に安堵の声

            廃墟に南京錠で繋がれていたボクサー犬を救助 困難を乗り越えて幸せをつかむ姿に安堵の声    

海外のSNSでは、動物レスキューの動画が注目を集めています。今回は@TheMohoさんが投稿したボクサー犬「フランシス」の記事をご紹介します。廃墟で太い鎖と南京錠に繋がれ、過酷な環境を生き延びたフランシス。手術を経て優しい里親と出会い、幸せをつかむまでの軌跡やSNSの反響に加え、記事後半では命を迎える前に知っておきたい犬や猫のおやつ代の相場についても詳しく解説しています。

5.3 道路に捨てられた2匹の仔犬を保護、懸命のサポートで見違えるように回復した姿に心打たれる

            道路に捨てられた2匹の仔犬を保護、懸命のサポートで見違えるように回復した姿に心打たれる    

海外のSNSでは、動物レスキューの動画が注目を集めています。今回は@TheMohoさんが投稿した仔犬「パタコ」と「パタコナ」の記事をご紹介します。荒れた道路沿いに捨てられ、皮膚疾患や脊椎の障がいを抱えていた2匹。治療や車いすでのリハビリを経て見違えるように回復した過程やSNSの反響に加え、記事後半では命を迎える前に知っておきたい犬の生涯費用についても詳しく解説しています。

参考資料

森川 ちづる