3. 交際費は2000年の月2万9897円から2025年は1万6750円に、贈与金は半分以下
家計調査の長期時系列表で、二人以上の世帯の交際費を2000年からたどりました。25年で月1万3147円少なくなっています(LIMO編集部計算)。
3.1 贈与金は1万4903円から6341円、食料は7186円から5140円
減り方が大きいのは贈与金で、2000年の月1万4903円から2025年は6341円と、半分以下になりました。交際費の食料は7186円から5140円に減っています。
会費や負担金などの「他の交際費」は、2000年の月3839円から2025年は2914円になりました。
3.2 2020年に月1万5295円へ下がり、2022年以降は1万6000円台から1万7000円台
交際費は2019年の月1万9740円から、2020年に1万5295円、2021年に1万5044円へ下がりました。2022年は1万6732円、2023年は1万7058円、2024年は1万7022円、2025年は1万6750円です。
4. 2026年1月から8月の交際費の食料は3万9128円、前年同期より1148円多い
2026年の家計調査の結果も、8月分まで公表されています。交際費の食料を1月から8月まで足すと3万9128円で、2025年の同じ期間の3万7980円より1148円多くなりました(LIMO編集部計算)。
4.1 2026年8月の交際費の食料は7183円で、前年同月より744円少ない
2026年8月の交際費の食料は7183円で、2025年8月の7927円より744円少なくなりました。交際費全体では2026年8月が1万9631円、2025年8月が2万718円です。
1月は5501円で前年同月より1104円、5月は5359円で696円多く、月によって前年との差の向きが分かれています。
5. お歳暮の予算は、贈る相手と金額を一覧にしてから決める
交際費は、相手との関係で毎年ほぼ決まっている支出と、急に必要になる支出が混ざっています。お歳暮のように時期が分かっている贈り物は、あらかじめ一覧にしておくと見直しやすくなります。
5.1 贈る相手・品物・金額を前年と並べる
相手ごとに、昨年贈った品物と金額、相手からのお返しの有無を書き出します。関係が変わった相手や、贈り合いをやめる話が出ている相手がいないかも、このときに確かめられます。
5.2 8月と12月の上乗せ分を、年間の予算として取り分けておく
2025年の交際費の食料は、8月が年平均より2787円、12月が3396円多く、2か月で合わせて6183円の上乗せでした(LIMO編集部計算)。
この分を毎月の生活費から出すのではなく、年間の予算として先に取り分けておくと、年末の家計が慌ただしくなりにくくなります。
6. まとめ
2025年の二人以上の世帯の交際費は月1万6750円でした。このうち、ほかの世帯に贈る食料品は12月に8536円と1年で最も多く、年平均の約1.7倍です。交際費そのものは、2000年の月2万9897円から大きく減っています。
12月の上乗せ分は、年平均と比べて月3396円です。お歳暮を準備する前に、贈る相手・品物・金額を前年と並べて一覧にし、12月の上乗せ分をあらかじめ予算として取り分けておくと、年末の家計が慌ただしくなりにくくなります。
参考資料
鶴田 綾