4. 世帯主の年齢別のデジタルコンテンツへの支出、29歳以下が月1404円で最も多い

家計消費状況調査は、世帯主の年齢階級別の結果も公表しています。2025年の二人以上の世帯のデジタルコンテンツへの1か月間の支出は、次のとおりです。

デジタルコンテンツへの支出は世帯主が29歳以下の世帯で月1404円と最も多く、年齢が上がるほど少なくなります2/2

総務省統計局の家計消費状況調査2025年をもとに、二人以上の世帯のデジタルコンテンツへの1か月間の支出を世帯主の年齢階級別に並べた横棒グラフ。29歳以下1404円、30歳代998円、40歳代994円、50歳代772円、60歳代489円、70歳代225円、80歳以上164円

出所:総務省統計局「家計消費状況調査 2025年平均 支出関連項目 世帯主の年齢階級別インターネットを利用した1世帯当たり1か月間の支出(二人以上の世帯)」をもとにLIMO編集部作成

  • 29歳以下:1404円
  • 30歳代:998円
  • 40歳代:994円
  • 50歳代:772円
  • 60歳代:489円
  • 70歳代:225円
  • 80歳以上:164円

4.1 ダウンロード版の音楽・映像、アプリなどは、29歳以下が月996円で70歳代は月115円

ダウンロード版の音楽・映像、アプリなどだけを見ると、世帯主が29歳以下の世帯は月996円、30歳代は月528円、40歳代は月543円、50歳代は月450円でした。

60歳代は月269円、70歳代は月115円、80歳以上は月78円です。29歳以下と70歳代の差は月881円で、年にすると1万572円になります(LIMO編集部計算)。

5. 配信サービスやアプリの毎月の支払いを、年額に直して見直す

配信サービスやアプリの料金は1回あたりの金額が小さく、口座やカードから自動で引き落とされるため、合計が見えにくい支出です。年額に直すと、ほかの支出と並べて比べやすくなります。

5.1 支出があった世帯の月4401円は、年にすると5万2812円

ダウンロード版の音楽・映像、アプリなどに支出があった世帯の月4401円を12か月分にすると、年5万2812円です。月1000円のサービスを1つやめると、年1万2000円の差になります(LIMO編集部計算・計算のための目安です)。

同じサービスでも、年額でまとめて払う料金を設けている場合があります。年払いと月払いの金額は、各サービスの料金案内で比べられます。

5.2 カードの利用明細と、スマートフォンの定期購入の一覧で確かめる

クレジットカードの利用明細を3か月分ほど並べると、毎月同じ金額で引き落とされている配信サービスやアプリを見つけやすくなります。スマートフォンで契約したものは、アプリストアの定期購入の一覧でも確かめられます。

無料の体験期間が終わると有料に切り替わるサービスもあるため、申し込んだときは終了日を家計簿などに書いておくと、使わないまま払い続けることを避けやすくなります。

6. まとめ

家計消費状況調査によると、二人以上の世帯のデジタルコンテンツへの支出は2025年に月564円で、2023年から月120円増えました。世帯主の年齢別では29歳以下が月1404円と最も多く、年齢が上がるほど少なくなっています。

2026年8月の消費者物価指数では、音楽配信サービスなどのウェブコンテンツ利用料が前年同月比2.3%、前月比でも1.8%の上昇です。

配信サービスやアプリは、ひと月あたりの金額が少額なため1年でどのくらい支出しているか合計が見えにくいです。

まずは、月々の料金を年額に直して、他の費目と比べて支出が大きくなっていないか見直すところから始めましょう。

参考資料

鶴田 綾