4. 家計調査2026年8月、理美容サービスは月3384円で前年同月より251円少ない
2026年10月9日に公表された家計調査(二人以上の世帯)では、2026年8月の理美容サービスは1世帯当たり3384円でした。2025年8月の3635円より251円少なくなっています(LIMO編集部計算)。
4.1 理髪料の平均価格は1回約2914円で、前年同月より約111円高い
区分別に2025年8月と比べると、他の理美容代は97円、パーマネント代は70円、カット代は32円、理髪料は13円少なくなりました(LIMO編集部計算)。
一方で、1回あたりの平均価格は、理髪料が2802.31円から2913.5円に上がりました。カット代は3251.42円から3238.81円で、前年同月とほぼ同じです。
5. 世帯主の年齢で理美容サービスは変わる、最も多いのは50歳代の年4万7463円
家計調査は、世帯主の年齢階級別の結果も公表しています。2025年の二人以上の世帯の理美容サービスへの年間支出は、次のとおりです。
- 29歳以下:3万3408円
- 30歳代:4万2038円
- 40歳代:4万4688円
- 50歳代:4万7463円
- 60歳代:4万5482円
- 70歳以上:3万6263円
5.1 世帯主が70歳以上の世帯は、理髪料が年5797円で利用回数は年約2.2回
理髪料だけを見ると、世帯主が70歳以上の世帯は年5797円で、1世帯当たりの利用回数は年約2.2回、平均価格は1回約2688円でした。
世帯主が29歳以下の世帯の理髪料は年2225円で、利用回数は年約0.7回、平均価格は1回約3333円です。年齢が上がるほど理髪料の利用回数は多くなり、1回の平均価格は70歳以上が最も低くなっています。
6. 美容院に行く間隔を変えたときの年間の差を計算する
理美容サービスの金額は、1回の料金と通う回数のかけ算で決まります。東京都区部の2026年9月の料金を使って、間隔を変えたときの差を計算してみます。
6.1 カット代5088円で、年6回と年4回を比べると年1万176円の差
2か月に1回(年6回)通うと、カット代(女性・ショート)5088円で年3万528円です。3か月に1回(年4回)にすると年2万352円で、差は年1万176円になります(LIMO編集部計算・計算のための目安です)。
理髪料(男性・総合調髪)4326円でも、毎月(年12回)通う場合は年5万1912円、6週間に1回程度(年9回)にすると年3万8934円で、年1万2978円の差です(同)。
6.2 予約の前に、いまのメニューと1年分の利用回数を書き出す
カットにカラーやトリートメントを毎回組み合わせているか、会員割引や平日の料金があるかは、店の料金表で確かめられます。
1年分の利用日とメニューを書き出しておくと、間隔を延ばすのか、メニューを絞るのかを、金額で比べて決めやすくなります。
7. まとめ
家計調査2025年によると、二人以上の世帯の理美容サービスは年4万2082円で、そのうちカット代は年7133円です。世帯主の年齢別では50歳代の年4万7463円が最も多くなっています。
2026年8月の消費者物価指数によると、理美容サービスは前年同月比で1.2%上がっています。品目別では、お店で買うシャンプーや化粧品などが前年同月比の3.1%上昇しており、家計の負担が増えていることが分かります。
東京都区部では2026年9月に、カット代(女性・ショート)が5088円、理髪料(男性・総合調髪)が4326円と、前年同月より100円以上高くなりました。
理美容代の負担を少しでも抑えるためには、まず1年分の利用回数と金額を出し、通う間隔やメニュー、お店などを見直すところから始めましょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2026年8月 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)8月分」
- 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)2026年9月」
鶴田 綾