海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物レスキューの様子を伝えているThe MohoさんのYouTubeアカウント@TheMohoの投稿。

異物を飲み込んで倒れていた犬を保護、見違えるように回復して元気になっていく姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で2万5000回再生、約1300件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【雪のなかに倒れていた犬】「アーニー」を保護

動物病院で治療を受けるアーニー1/5

動物病院で治療を受けるアーニー

出所:@TheMoho

海外のSNSで、雪のなかに倒れていた犬の救出劇が話題を呼んでいます。救出された犬の名前は「アーニー」。

アーニーはひどく痩せ細っているだけでなく、お腹が痛むようで動かすたびに悲痛な鳴き声を上げていました。

動物病院に搬送して検査したところ、大量の異物がお腹に詰まっていることが分かったのです。さらにヘルニアや前立腺炎など、さまざまな疾患を抱えていることも判明しました。

2. 【一時は輸血が必要に】治療を受けて元気を取り戻したアーニー

元気になって家族と穏やかに過ごすアーニー2/5

元気になって家族と穏やかに過ごすアーニー

出所:@TheMoho

一時は輸血が必要な状態になったアーニーでしたが、少しずつ食事が摂れるようになるとみるみる元気を取り戻していきました。

そしてアーニーを家族として迎えたいという人もあらわれ、現在では穏やかで落ち着いた生活を送っています。

ネット上ではアーニーの回復を喜ぶコメントが、多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
雪の中に倒れ、お腹の激痛に耐えながら悲痛な声を上げていたアーニーの姿に胸が締めつけられました。

犬が異物を飲み込むと、胃や腸に物が詰まる恐れがあります。おもちゃの破片や小石などが腸を塞いでしまうと、血流が止まって命に関わる事態になりかねません。もし愛犬が何かを飲み込んだときは、飼い主さんが無理に吐かせようとせず、速やかに動物病院へ連れて行く判断が不可欠です。焦って吐かせようとすると喉を傷つけたり、喉に詰まって窒息したりする二次被害を招く可能性も。病院では飲んだ物の種類や体調に合わせて薬で吐かせたり、内視鏡や手術で取り出したりする処置が取られます。

日頃から口に入る小さな物を片付けておくなど、異物を飲み込ませない工夫が何より大切だといえるでしょう。

過酷な危機を乗り越え、温かな家庭へ迎えられたアーニー。これからは痛みに怯えることなく、優しい愛情に包まれて幸せに暮らせますように。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選

5.1 野原に置き去りにされていた仔犬を保護 疾患を乗り越えて成長していく姿に応援が広がる

            野原に置き去りにされていた仔犬を保護 疾患を乗り越えて成長していく姿に応援が広がる    

海外のSNSでは、動物レスキューの動画が注目を集めています。今回は@TheMohoさんが投稿した仔犬「ドゥシャ」の記事をご紹介します。野原に置き去りにされ、生まれつき肛門がない深刻な疾患を抱えていたドゥシャ。複数回の手術を経て元気に走り回るまでの軌跡とSNSの反響に加え、記事の後半では新しい家族を迎える前に知っておきたい犬・猫の平均入手価格についても詳しく解説しています。

5.2 マイナス20度の極寒に放置された犬を救助、見違えるように回復した姿に心打たれる

            マイナス20度の極寒に放置された犬を救助、見違えるように回復した姿に心打たれる    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した犬「クレオ」の記事です。マイナス20度の極寒の中、車に轢かれたとみられる状態で放置されていたクレオは、骨折と腎臓のダメージを抱え、輸血が必要な深刻な状態でした。3カ月の入院を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では猫の飼育費用についても解説しています。

5.3 鉄製の罠にかかった犬を救助、見違えるように回復した姿に安堵の声

            鉄製の罠にかかった犬を救助、見違えるように回復した姿に安堵の声    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@dogcareclinicevさんが投稿した犬「ティファニー」の記事です。ヤマアラシ用の罠にかかり、自力で脱出したものの身体に深い傷を負っていたティファニーは、保護団体に救助されました。治療を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても解説しています。

参考資料

森川 ちづる