海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、海外で動物保護をしているHela MoreさんのInstagramアカウント@helamoreの投稿。

今回は、十分な食事を取れず、骨が浮き出るほど痩せ細った状態で保護された犬が、体重と体力を取り戻すための食事管理を始めた様子を紹介してくださっています。

執筆時点で約790件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【十分な食事を取れずひどく痩せ細っていた犬】安全な環境で回復を目指すことに

屋外で横になっていたシモネッタ1/2

屋外で横になっていたシモネッタ

出所:@helamore

海外のSNSで、十分な食事を取れず、ひどく痩せ細った状態で保護された犬「シモネッタ」が紹介され話題となっています。

シモネッタはとても愛情深く、人やほかの犬とも関わりやすい性格だといいます。しかし、保護されたときは栄養不足によって「ほとんど骨と皮」のような状態まで痩せており、慎重なケアが必要な状態でした。

2. 【体重と体力の回復を目指す日々】保護団体の一員として迎えられ、食事管理が始まる

歩道でカメラを見上げるシモネッタ2/2

歩道でカメラを見上げるシモネッタ

出所:@helamore

現在は保護団体の一員として迎えられ、体重と体力を取り戻すための食事管理が始まっており、回復を助ける栄養補助食品も用意され、当面は指定されたドッグフードを与えながら状態の改善を目指していくそうです。

投稿者さんはシモネッタに「もう安全だよ」と言葉を送り、これからの回復を見守っています。

ネット上では、シモネッタが救助されたことに安堵し、保護した人たちへ感謝する声が寄せられたほか、「幸せになってほしい」「愛情ある家族と出会ってほしい」と、これからの回復と新しい家族との出会いを願う声も多くみられました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
犬が痩せすぎている場合、見た目だけでなく普段の行動にも変化が現れることがあります。食事を用意しても反応しない、食器に近づこうとしない、おやつや香りの強いフードにもあまり興味を示さないといった様子がみられることもあるそうです。また、痩せすぎた状態が続くと、筋肉や脂肪が減少し、疲れやすくなったり、寒さを感じて震えやすくなったりすることがあります。さらに、体力や気力が低下し、散歩や遊びなど普段なら楽しめることにも興味を示さなくなる場合があるといわれているので、こうした変化がみられたときは「もともと食が細いから」と自己判断せず、早めに動物病院へ相談しましょう。

著しく痩せているときは、「食べる量が少ないだけ」と考えず、病気や口の中のトラブルなどが隠れていないか確認することも大切です。シモネッタも保護されたときは骨が浮き出るほど痩せており、現在は体重と体力を取り戻すための食事管理が始まっています。必要なケアを受けながら少しずつ本来の元気を取り戻し、たくさんの愛情を与えてくれる家族と出会ってほしいです。
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4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料

小泉 柚乃