海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、海外で動物保護をしているGeorgiana NeaguさんのInstagramアカウント@sos_arms_georgiana_neaguuの投稿。
今回は、列車にはねられて線路上で動けなくなっていた犬が救助され、手術やリハビリを経て、再び走れるようになるまでの歩みを紹介してくださっています。
執筆時点で約77件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【列車にはねられ線路上で倒れていた犬】懸命な治療とリハビリを受け、現在は走れるまで回復
海外のSNSで、列車にはねられて線路上で動けなくなっていた犬「デスティ」が救助され、再び歩けるようになるまでの様子が紹介され話題となっています。
デスティは列車にはねられたあと、1日以上にわたって線路上で動けない状態になっていたといいます。数メートル先には一緒にいた犬がすでに亡くなっており、デスティも動かず横たわっていました。
しかし、保護スタッフが近づくと、わずかにまばたきをしたため、生きていることが確認され無事に救助されました。
2. 脊椎骨折が判明、緊急手術と数か月のリハビリで再び歩けるように
検査で脊椎骨折が判明し、緊急手術を実施。その後は数か月にわたるリハビリを続け、立つことや歩くことを一から練習しました。
やがて再び歩けるようになり、数年が経った現在は走ることもできるまで回復したそうです。現在は10~11歳ほどで、膵臓の問題や乳腺腫瘍の経過観察を受けながら、今も保護団体で暮らしています。
ネット上では、デスティを救助し、手術やリハビリを支えた保護スタッフへの感謝の声が相次いだほか、再び走れるまでに回復した姿を喜び、今後の幸せを願う声も多く寄せられました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
また、脊椎を損傷している場合は、体を動かすことで二次的に脊髄の損傷が悪化する可能性もあります。事故に遭った犬が立てない、足を動かせないなどの状態であれば、無理に歩かせたり必要以上に動かしたりせず、できるだけ早く動物病院に相談してください。
今回のデスティは緊急手術を受けたあと、数か月にわたってリハビリを続け、今では再び走れるまでに回復しています。立つことから一歩ずつ練習を重ねたデスティの姿から、大きなケガでは手術だけでなく、その後のリハビリや継続的なケアも回復を支える大切な過程なのだと改めて感じました。
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @sos_arms_georgiana_neaguu
小泉 柚乃


