海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているDog Care ClinicさんのInstagramアカウント@dogcareclinicevの投稿。

砂や石を食べて生き延びていた犬を保護、下半身麻痺というハンディキャップとともに明るく生きる姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で430件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【砂や石を食べていた仔犬】「シェルビー」を保護

ケアを受ける仔犬のシェルビー1/5

ケアを受ける仔犬のシェルビー

出所:@dogcareclinicev

海外のSNSで、事故に遭った仔犬の救出劇が話題を呼んでいます。救出された仔犬の名前は「シェルビー」。

保護されたときのシェルビーは骨盤や神経にダメージを受けており、下半身が全く動かない状態でした。

さらに以前から石や砂を食べていたため、手術を受けることになったのです。

2. 手術を終えて元気を取り戻したシェルビー

室内で過ごす仔犬のシェルビー2/5

室内で過ごす仔犬のシェルビー

出所:@dogcareclinicev

手術を終えたシェルビーはみるみる元気を取り戻し、現在は保護団体の施設で仲間の保護犬たちと元気に暮らしています。

シェルビーの下半身は動かないままですが、保護団体では理学療法を継続して再び歩けるよう努力を続けるそうです。

コメント欄にはシェルビーの回復を祈る声が多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
飢えをしのぐために砂や石を口にし、下半身が動かない状態で必死に耐えていたシェルビーの姿に、見ていてつらくなりました。もしも保護の手が届かなければ、そのまま力尽きていたかもしれません。

外で暮らしている動物が車やバイクで命を落とすケースは、国内外問わず多くみられます。交通事故は骨盤骨折や脊髄損傷といった重い後遺症を負いやすく、下半身麻痺など生涯にわたる障害が残るケースも少なくありません。一命を取り留めたとしても、神経の損傷は自然治癒が難しく、排泄介助や床ずれ防止、歩行を助けるリハビリなど長期的なケアが必要になります。

家庭の愛犬であっても急な飛び出しやリードのすっぽ抜けが重大事故につながるため、日頃からの脱走対策や周囲の確認が欠かせません。

過酷な事故を乗り越え、明るく元気な姿を見せてくれたシェルビー。歩行への挑戦を続ける彼が、これからも優しい仲間に囲まれて幸せに暮らせますように。

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護士の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」

5. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選

5.1 下顎を欠損した老犬を緊急保護 さまざまな困難を乗り越えて幸せをつかむ姿に感動広がる

            下顎を欠損した老犬を緊急保護 さまざまな困難を乗り越えて幸せをつかむ姿に感動広がる    

海外のSNSでは、動物レスキューの動画が注目を集めています。今回は@TheMohoさんが投稿した老犬「ヴァリヤ」の記事をご紹介します。銃撃によって下顎を欠損し、白内障や心疾患といった高齢ゆえの持病も抱えていたヴァリヤ。過酷な試練を乗り越えて新しい家族と幸せをつかむまでの経緯やSNSの反響に加え、記事後半では犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても詳しく解説しています。

5.2 マイナス20度の極寒に放置された犬を救助、見違えるように回復した姿に心打たれる

            マイナス20度の極寒に放置された犬を救助、見違えるように回復した姿に心打たれる    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した犬「クレオ」の記事です。マイナス20度の極寒の中、車に轢かれたとみられる状態で放置されていたクレオは、骨折と腎臓のダメージを抱え、輸血が必要な深刻な状態でした。3カ月の入院を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では猫の飼育費用についても解説しています。

5.3 鉄製の罠にかかった犬を救助、見違えるように回復した姿に安堵の声

            鉄製の罠にかかった犬を救助、見違えるように回復した姿に安堵の声    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@dogcareclinicevさんが投稿した犬「ティファニー」の記事です。ヤマアラシ用の罠にかかり、自力で脱出したものの身体に深い傷を負っていたティファニーは、保護団体に救助されました。治療を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても解説しています。

参考資料

森川 ちづる