海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているアカウント@lets.rescue.dogsのInstagramの投稿。

保護からおよそ2か月がたち、見違えるほど元気になった「キウイ」という名の子犬が、まだ迎えてくれる家族に出会えていないことを伝え、拡散を呼びかけている様子が紹介されています。

執筆時点で2万3000回再生、約4135件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬を家族として迎える際に知っておきたい生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【見違えた保護犬キウイ】2か月前の姿と、元気に過ごす今の様子

保護犬キウイ 2か月前の姿1/2

保護犬キウイ 2か月前の姿

出所:@lets.rescue.dogs

家の中を元気に動き回る現在のキウイ2/2

家の中を元気に動き回る現在のキウイ

出所:@lets.rescue.dogs

投稿によると、キウイは2か月余り前に投稿主さんのもとで保護された女の子の犬です。動画の冒頭では「2か月前のキウイがこんな姿だったなんて信じられない」という字幕とともに、タオルにくるまれ、大きな瞳でカメラを見つめる当時の姿が映し出されます。毛並みや皮膚の様子から、当時は決して万全な状態ではなかったことがうかがえます。

続く場面では、芝生の上で穏やかな表情を見せる姿へと切り替わり、「今はきれいで健康になったけれど、まだ家族がいない」という字幕が添えられています。そのほか、ベッドの上でくつろぐ様子や、室内を動き回る様子も映し出されており、現在の穏やかな暮らしぶりが伝わってきます。

2. 【里親を待つキウイ】まもなく生後9か月、家族との出会いを探している

投稿文によると、キウイはまもなく生後9か月になる、ダックスフンドとジャック・ラッセル・テリアのミックスの子です。犬や猫、子どもとも問題なく過ごせる素晴らしい性格で、「これまでずっと探し求めてきた家庭を迎えるにふさわしい子」だと紹介されています。一方で、保護から2か月余りがたった現在も、里親への関心はまだ寄せられていないといいます。

投稿主さんは「ほんの少しの時間でいいので、この子の家族が見つかるようリポストしてほしい」と呼びかけています。里親を希望する場合は、プロフィール欄のリンクから譲渡の申込書を記入する形で、活動拠点はオレンジ郡(Orange County)だと案内されています。

コメント欄では

  • 「世界一かわいい子」
  • 「なんて愛らしいの」
  • 「とってもキュート!」

など、キウイのかわいらしさに魅了された声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部

2か月前の姿と現在の姿を並べた動画の中で、特に心に残ったのは「今は健康になったけど、まだ家族がいない」という字幕でした。

見た目が大きく変わり、人にも動物にも優しい性格だと紹介されていても、すぐに新しい家族が見つかるとは限りません。保護された犬たちを取り巻く現実の一端を、あらためて感じました。

犬を迎えることは、その後の長い暮らしをともにすることでもあります。住まいの環境や家族の気持ち、毎日のお世話にかけられる時間、予防接種や医療費などを前もって考えておくと、犬にとっても家族にとっても無理のない形を選びやすくなるかもしれませんね。

自治体の動物愛護センターや保護団体の譲渡会では、実際に犬と触れ合いながら話を聞くこともできます。
キウイをはじめ、新しい家族との出会いを待つ犬たちが、安心して暮らせる場所にたどり着けることを願っています。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料