海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、ニューヨークで動物保護に取り組むアカウント@puppykittynycityのInstagramの投稿。
ニューヨークの地下鉄の駅の外で、ペット用のキャリーに入れられて置き去りにされていた母猫と6匹の子猫が保護され、その後7匹全員が新しい家庭に迎えられるまでを、動画メディア「The Dodo」の編集者モニカさんが紹介しています。
執筆時点で79万7000回再生、約5万7000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、保護猫を家族として迎える際に知っておきたい猫の飼育費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【キャリーに詰め込まれていた母猫と子猫たち】地下鉄の駅の外で6匹の子猫と見つかる
投稿によると、この猫の家族を最初に見つけたのは、保護団体「Puppy Kitty NYC」のボランティアの女性でした。電車を降りたばかりだった彼女は、地下鉄の駅の外に置かれたピンク色のキャリーに気づきます。
キャリーには「Free cat」と書かれた紙が添えられているように見え、動画の冒頭には、置き去りにされた状況を示す映像が映し出されています。
近づいて見てみると、中にいたのは1匹の猫だけではありませんでした。キャリーの中には、母猫のほかに6匹の子猫たちが一緒に詰め込まれていたのです。女性はすぐに保護団体に助けを求め、団体も「もちろん断れなかった」と語られています。こうして母猫と子猫たちは、安全な場所へと移されることになりました。
2. 【安心して子育てに専念できた母猫】7匹全員が新しい家庭を見つけるまで
保護された母猫は「ジュエル」と呼ばれています。動画では、ジュエルは初日からとてもやさしい性格で、以前に愛情を注がれていたことがはっきり分かる猫だったと語られています。小さな6匹の子猫たちが頼りにするのはジュエルただ1匹。安全が確保された後は、母親としての役目に専念できるようになり、とても上手に子育てをしていたそうです。
日を追うごとに子猫たちは大きく、健康になり、よく遊ぶようになっていきました。やがてそれぞれの個性も見えはじめ、動画の語り手は、子猫を預かった自身の経験から「子猫はとてもやんちゃになる」と紹介しています。
そして一番の見どころは、子猫たちが1匹ずつ家族のもとへ旅立っていく場面です。「ムーンストーン」と呼ばれた子猫に「元気で、いい人生を」と声をかけて送り出すシーンも映し出されました。
それでも、ジュエル自身にはまだ「ハッピーエンド」が必要だったと語られます。動画の終盤では、待ちに待った知らせとして、ジュエルと6匹の子猫たちが全員、正式に新しい家庭に迎えられたことが伝えられています。地下鉄の駅の外に置き去りにされた状態から、7匹全員が家を見つけるまでの物語として締めくくられました。
コメント欄では
- 「この子たちとママを救ってくれてありがとう」
- 「あなたと小さな赤ちゃんたちが無事で本当によかった!」
- 「こんなに小さなキャリーバスケットの中に…」
など、7匹の無事を喜び、保護に感謝したり驚いたりする声が多数寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題の猫ちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?
過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。
猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。
中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。
私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。
(中略)
一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。
無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

