海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、インドネシアのバリ島で動物保護をしているアカウント@littlestepsmatter.baliのTikTokの投稿。
前脚がほとんど切れかけた状態で1年間も痛みに耐えていたボボという犬が、支援者の協力で切断手術を受け、家族のもとへ戻って3本脚での暮らしを歩み始めるまでの経緯が紹介されています。
執筆時点で1001回再生、約216件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【前脚を負傷していた犬】出会った時、すでに1年間も痛みに耐えていた
投稿によると、団体のスタッフがボボと初めて出会った時点で、ボボはすでにまる1年にわたり想像を絶する痛みに耐えていたといいます。前脚はほとんど完全に切れかけた状態で、犬肉を扱う業者が仕掛けたわなに掛かったことが原因とみられると紹介されています。
家族は助けを求めて動き、その過程で「命を救うには切断しかない」と告げられたものの、手術費用は家族にとって到底払えない金額でした。投稿主さんは、バリ島には動物を深く愛しながらも、必要な獣医療の費用を負担できない人が数えきれないほどいるのが現実だと綴っています。
動画では、道端で人の手に口を寄せる白い犬の姿のほか、ケージに入れられて車で運ばれていく様子や、診察台の上で獣医師らに聴診や前脚の包帯処置を受ける様子が映し出されています。
2. 【手術を乗り越えた犬】3本脚で歩み始めた、ボボの現在
投稿によると、支援者の寛大な気持ちのおかげで、ボボは人生を変える手術を受けることができました。切断手術は成功し、数日間の入院を経て、ボボは決して愛することをやめなかった家族のもとへ帰ることができたといいます。
団体はその後も回復の途中でボボのもとを訪れ続け、ボボが傷を癒やし、自信を取り戻し、3本脚での生活を受け入れていく姿を見守ることができたことを「光栄なことでした」と振り返っています。動画の終盤には、家族とみられる人々に囲まれ、寄り添ったり抱きしめられたりしながら過ごすボボの姿も映っています。
投稿では、現在のボボは健康で幸せに暮らし、何より長い間抱えていた痛みから解放されたと伝えられています。投稿主さんは、適切な時期に受ける獣医療には、治療を受ける動物だけでなく、愛するパートナーの苦しむ姿を見守るしかなかった家族の人生をも変える力があると綴り、ボボの歩みを支えたすべての人に感謝の言葉を寄せています。
コメント欄では
- 「ありがとう」
- 「面倒を見てくれてありがとう」
など、ボボの救出と手術を支えた人々への感謝の声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

