海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているアカウント@catrescuetrのInstagramの投稿。
骨と皮だけになるほど衰弱し、自力で食事もとれなくなっていた体重2.6キロの猫「オリバー」が、治療と手術、長い回復の時間を経て、家族のもとで暮らすようになるまでが紹介されています。
執筆時点で213万2000回再生、約37万1000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、猫を家族として迎える際に知っておきたい飼育費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【骨と皮だけで路上にいた猫】自力で食べられないほど衰弱
投稿によると、オリバーは「かろうじて生きながらえている」ような状態で見つかりました。体は骨と皮だけになるほど痩せ細り、路上での暮らしに疲れ果て、自分で食べることもできないほど弱っていたといいます。
体重はわずか2.6キロ。投稿主さんは、毎日が命をかけた闘いだったと振り返っています。動画は「How it started...(始まりはこうだった)」という文字とともに、路上に座り込むオリバーの姿から始まります。
投稿では、オリバーを失ってしまうのではないかと恐れた瞬間が何度もあったことも明かされています。それでもオリバーは決してあきらめず、治療、手術、そして長い回復の時間を、驚くほどの強さで乗り越えたと紹介されています。
2. 【回復した猫】2か月で体重が倍に、いまは家族のもとで
投稿主さんによると、寄せられた支援のおかげで、オリバーは必要な獣医療と治療、そして回復のための時間を得ることができたといいます。それから2か月後には体重が倍になり、「生きるのに精一杯だった猫が、ようやく生きる日々を迎えた」と表現されています。動画後半では「How it's going(今はこう)」の文字とともに、すっかり穏やかな表情になったオリバーの様子が映し出されています。
現在のオリバーは、心から愛してくれる家族のもとで、すてきな暮らしを送っているといいます。投稿では、オレオの存在も大きく、オリバーはオレオを兄弟としてだけでなく、新しい暮らしをともにする親友としても得たと紹介されています。
かつて生き延びるためだけに闘っていた猫は、いまでは愛に囲まれて朝を迎えているといいます。投稿は、オリバーが懸命に求めたすてきな人生を与えてくれたことへの感謝の言葉で締めくくられています。
コメント欄では
- 「見事な回復ですね。完全に元気な姿に戻してくれてありがとう。なんて美しい子なの」
- 「これこそ、人々が野良の動物たちを助けることに力を注ぐ理由を思い出させてくれる保護の物語です。ときどき、命が返されていく瞬間を目にすることができます」
- 「これは心が癒されました。あなたに祝福がありますように」
など、オリバーの回復を喜び、救ったことへの感謝を伝える声が多数寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題の猫ちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
今回、骨と皮だけで路上にいた猫が、2か月で体重が倍になるまでに回復したという投稿をリサーチする中で、特に胸に残ったのは「How it started...」から「How it's going」へ移り変わる、わずか数十秒の映像でした。
同じ猫とは思えないほど表情が穏やかになった姿には、治療や手術、そして長い回復の時間を支えた人たちの存在が重なって見えます。
もし外で弱っている猫を見かけたら、自己判断でむやみに触ったり食べ物を与え続けたりせず、まずは地域の動物保護団体や動物病院に相談することが、命をつなぐ確実な一歩になります。
ただし、保護された後も、医療費や食事、住環境など継続的に必要になる費用や手間があることは忘れないでください。この記事を通じて一番伝えたいのは、命を救うことは保護した瞬間で終わりではなく、治療と回復、そしてその後の暮らしまで続いていくということです。オリバーのように、愛情に包まれて朝を迎えられる猫が一匹でも増えていくことを願っています。
4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?
過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。
猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。
中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。
私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。
(中略)
一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。
無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
