落として発覚した、温湿度計を動かす「2つの渦巻き」が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@mizuhayuuさんです。

当ポストには執筆時点で48万件を超えて表示されており、「そのバネが凄い!」「人類の技術たまらん!」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@mizuhayuuさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 温湿度計を動かす「2つの渦巻き」が話題

落とした温湿度計1/6

落とした温湿度計

出所:@mizuhayuu

「百均の温湿度計、落として壊れちゃったんだけど、 え!中これだけなの」そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真。

そこに写っていたのは、ケースが外れた温湿度計でした。

温湿度計の中身2/6

温湿度計の中身

出所:@mizuhayuu

壊れた際に発覚したのが、温湿度計の動力が2つの渦巻きのみであること…!

@mizuhayuuさんは、アクアリウム用の音湿度計を掃除の際にうっかり落としてしまったんだとか。

その際に、温湿度計のアナログな構造に驚いたそうです。

よくある100均の温湿度計ですが、「まさか中身がこれだけとは…」と驚く方は多いのではないでしょうか。

そんな2つの渦巻きは、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「そのバネが凄い!」「人類の技術たまらん!」と反響

渦巻きの拡大図3/6

渦巻きの拡大図

出所:@mizuhayuu

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「そんなものだと思う」
  • 「そのバネが凄いんだ!」
  • 「人類の技術たまらん!」
  • 「湿度計は髪の毛でも作れるよ」
  • 「シンプルが故に精度高そう」

など、技術の高さを絶賛する人の声など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「最初はいつものように物知りなフォロワーさんがリプライをくれて原理などを理解して終わったのですが、投稿から半日も経って忘れかけた頃に反響が大きくなり、非常に驚きました」と振り返る投稿主さん。

「ただ温湿度計を壊しちゃって写真を投稿しただけなのに、なにが彼らを惹きつけたのか全くわからず、今でも不思議です」とも続けました。

3. 「アナログ式温湿度計」の仕組みとは?

今回、100均の温湿度計の中に入っていた「2つの渦巻き」の正体は、「バイメタル」です。温度計を動かすバイメタル(熱バイメタル)は、温度が上がると伸びやすい金属と伸びにくい金属の2枚がコイル状に巻いてあり、バネの伸縮によって温度計の針を動かしています。

湿度計のバイメタル(感湿バイメタル)の方も、伸縮性の異なる2つの素材が湿度計の針を動かす動力になっていますが、金属とプラスチック(樹脂)との2つの素材をコイル状に巻いているのが一般的です。

コメントにもありましたが、ひと昔前の湿度計にはなんと人間の毛髪が使用されていました。今でも現役の毛髪自記湿度計は存在しており、その精度も高いそうです。

温湿度計の構造を知った@mizuhayuuさんも、「金属のゼンマイのようなもので温度や湿度がわかるんだ!という感動と、「確かに水銀体温計のように金属で温度測ることもあるよな」と納得したんだとか。

ガラス製の棒状温度計とは違い、「落としても割れず、コストも安く作れそうで100均すごいな!と別の感動もありました」とも語ってくれました。

4. 著者からの一言コメント

樋口 郁美
何気なく見ている身近なものに、思わずハッとさせられる投稿でしたね!バネだけで重さを量るキッチンスケールなど、電池を使わずに物理的な動力だけで役に立っているアイテムは意外と多くあることに気付かされました。

5. 観賞魚用品の出荷金額 1位はポンプ・濾過・水質調整関連商品

ここからは記事の話題にちなんで観賞魚用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。

一般社団法人日本ペット用品工業会が、同・工業会会員企業やペット用品関連メーカーを対象に行った「ペット用品産業実態調査」によると、2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)における観賞魚用品の出荷金額の合計は166億600万円という結果になっています。

カテゴリー別の出荷金額は、多い順に以下のとおりです。

  • ポンプ・濾過・水質調整関連商品(59億9900万円)
  • フード(44億1300万円)
  • 水槽・関連用品(37億5700万円)

観賞魚を育てる際に必要な「ポンプ・濾過・水質調整関連商品」が首位に、2位にはフード、3位に水槽・関連用品が続きます。

今回はXで話題になっている「温度計の中身」をご紹介しました。

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参考資料

樋口 郁美