手続きする書類が本当にいっぱいあります。漢字10文字くらいの単語だと、見た目からして拒絶反応を起こして頭の中に意味が入ってきません。分からないことは、率直に看護師さんに伝えましょう。あとは直接、役所などに電話して聞くのも早いです。しかし、役所、病院とも、質問がたらいまわしされる覚悟で挑んでください。

また、介護が必要になりそうな場合は、各自治体にある「地域包括支援センター」に早めに相談することをおススメします。一番ややこしいのは、介護保険など申請の手続きです。ですが、その地域包括支援センターはワンストップでいろいろ教えてくれます。頼っていいのです、電話でも窓口でもどちらでもいいので、どんどん聞いてください。

できる「備え」は「人の話を聞いておくこと」

40代になると、ママ友のお父さんやお母さんが入院したなどの話をよく聞きます。そんな話を聞いておくと自分の備えになります。

筆者自身、同僚のご両親の介護の話を聞いていたので、それが今回とても参考になりました。まずどこに聞いたらいいのか?が分からないのです。そこで同僚に聞いてみると「『あんしんすこやかセンター』というところがあるから、そこに聞いてみて」と言われました。「地域包括支援センター」は、自治体によって名称が違いますが(あんしんすこやかセンター、おとしより相談センターなど)役割は同じです。相談料は無料です。安心して分からないことをどんどん聞いてみてください。「こんなことはネットで調べればいいのかしら」と思わず、とにかく質問してみてください。頼りになります。

そして、隣近所やママ友など今の状況をカミングアウトしてみましょう。結構助けてくれる人がいたり、知恵を授けてくれたりする人がいます。何よりも今の状況を分かってくれる人がいると思うだけで、安心できます。家族だけで抱え込まないで、いろいろな人の協力や助言を仰いでいいときです、この時は助けてもらって自分の手が空いているときは協力すればOKです。

堀田 馨