土曜日のお昼、冷蔵庫の中身を思い浮かべながら、今週もスーパーへ買い出しに向かう人は多いのではないでしょうか。
カゴに入れる調味料や飲み物の値段が、気づけば以前より上がっている、と感じたことはありませんか。
実は2026年10月は、家計にとって見過ごせない「2つの変化」が重なるタイミングです。
ひとつは飲食料品3153品目の値上げ、もうひとつは電気・ガス代にかかっていた国の補助の終了です。
この2つが家計にどう響くのか、そして今日の買い出しから実践できる備え方を、このあと順番に見ていきましょう。
1. 何が上がる?10月の値上げターゲット
まずは、2026年10月にどのくらいの食品が値上げの対象になっているのか、全体像から確認していきましょう。
帝国データバンクの価格改定動向調査によると、2026年10月に値上げされる飲食料品は合計3153品目にのぼります。
原材料価格の高騰に加えて、エネルギーコストや為替の影響も重なっているとみられています。
1.1 酒・飲料が1年ぶりに全分野で最多の1399品目
最も品目数が多いのは「酒類・飲料」で、1399品目が値上げの対象です。
発泡酒や第三のビール、缶チューハイ、ペットボトル入りの清涼飲料水など、週末にまとめ買いしやすい商品が多く含まれています。
酒類・飲料が全ジャンルの中で値上げ品目数の最多になるのは、2025年10月以来1年ぶりとされています。
1.2 調味料も820品目で値上げに
次いで多いのが「調味料」で、820品目が値上げの対象です。
マヨネーズやしょうゆ、各種のたれ類など、毎日の料理に欠かせない定番品が含まれています。
さらに、酒・飲料や調味料以外にも、冷凍食品や缶詰といった日持ちがして買いだめしやすい加工食品にまで値上げの動きが広がっており、残りの934品目はこうした「その他」のカテゴリーに含まれています。
1.3 電気・ガスも「補助終了」で実質値上がりに
食品だけでなく、電気・ガス代にも10月から大きな変化があります。
経済産業省は、2026年7月・8月・9月使用分に限って電気・ガス料金を値引きする支援を実施してきました。
標準的な家庭では、この3か月間で合計5000円程度の負担軽減を受けていたとみられます。
この支援は2026年9月使用分で終了するため、10月使用分からは軽減のない金額がそのまま請求されることになります。
電気・ガスは毎月の使用量に応じて検針され、10月使用分の料金の多くは11月の請求に反映されます。
「値上げ」という言葉が使われていなくても、手取りの実感としては値上がりと同じ効果になる点に注意が必要です。
電気・ガス料金の国の補助、9月使用分で終了2/2
LIMO編集部作成