漫画家の祭さんは、大明神さんと、小明神さんというチンチラさんと一緒に暮らしています。

前々回(第22話)、大好きなりんごを食べなかったことから、大明神さんの体調の異変に気がついた祭さん。このままにはしておけないと病院に連れていきますが、そこで歯の検査をするために『全身麻酔』を使うことへの同意を求められます。

お医者さんの「場合によっては、二度と目が覚めることはないかもしれない。」という説明に、検査をするべきかどうかを悩みますが、このまま食欲不振が続けば、確実に大明神さんが弱ってしまうことは明らか。再び目覚めることを信じて、『全身麻酔』を使うことを了承します。検査が終わり、麻酔がきれるのは30分後…。

「私の判断は間違っていなかった?」「もし、大明神が目を覚まさなかったら?」。迷いと、そして大明神さんとの様々な思い出が脳裏をよぎる中、祭さんの人生の中で一番長く感じた30分が経過します。

そこへ「祭さん、大明神ちゃん起きましたよ。」というスタッフさんの声。祭さんの目には、思わず涙が溢れます。

検査の結果は「異常なし」。再び目の前に現れた大明神さんは、麻酔から覚めてボケボケ状態だったものの、「気温差で食べられなくなったのかもしれませんね。柔らかいものでもいいので、食べさせて、体重を元に戻していきましょう。」というお医者さんの言葉に、祭さんは心底ホッとします。

お会計を済ませ、処方されたお薬を受け取り、さあ帰ろうかとしていると、カゴの中で、大明神さんがゴソゴソと動き出しました。どうやら本格的に目が覚めて、調子が戻ってきた様子。祭さんはうれしくなって、おやつのレーズンを与えながら話しかけます。

「あんた、何でご飯食べんくなったとよ~。帰ったら、やわいご飯してやるけん、食べないかんね。」

すると、レジにいたスタッフさんが、ぷっと吹き出し、「祭さん、もしかして九州の方ですか?ペットちゃんに話しかける時に、方言出ちゃう人多いんですよね~。」とにっこり。祭さんは「え?あれ?方言出てました?」と、思わず赤面…。

無事に目覚めることができた大明神さんと、ついでに(?)九州育ちであることが発覚した祭さん。大きな喜びも束の間、ここから介護ライフが始まるのだとか…。続きが気になるチンチライフ、次回もどうぞお見逃しなく。

【マンガ記事】チンチライフ!

チンチラの大明神と小明神、そして漫画家の祭さんの3人(?)が織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

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