3. 年金額は「男性と女性」でどれくらい違う?

年金額は男女でも差がみられ、その差の大きさは「国民年金」と「厚生年金」で大きく異なります。

ここでは、厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、男女別の平均年金月額と受給割合を確認していきましょう。

3.1 【男女別】「国民年金」の平均月額・受給権者数

国民年金は「6万円以上7万円未満」が1715万5059人で最も多く、男女の平均月額の差は4013円10/13

国民年金の受給権者数

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 全体の平均年金月額:5万9310円
  • 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
  • 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
  • 1万円未満:5万1828人
  • 1万円以上~2万円未満:21万3583人
  • 2万円以上~3万円未満:68万4559人
  • 3万円以上~4万円未満:206万1539人
  • 4万円以上~5万円未満:388万83人
  • 5万円以上~6万円未満:641万228人
  • 6万円以上~7万円未満:1715万5059人
  • 7万円以上~:299万7738人

男性と女性の平均月額の差は4013円で、厚生年金と比べると男女差は小さめです。

受給額別にみると、「6万円以上~7万円未満」が約1716万人と最も多く、全体の約半数を占めています。

国民年金は主に保険料の納付期間などによって金額が決まるため、現役時代の収入が反映される厚生年金ほど男女差は大きくありません。

なお、納付状況や繰上げ・繰下げ受給などによっても個人差が生じます。

3.2 【男女別】「厚生年金」の平均月額・受給権者数

厚生年金は「10万円以上11万円未満」が111万2828人で最も多く、男女の平均月額の差は5万8554円11/13

厚生年金の受給権者数

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 全体の平均年金月額:15万289円
  • 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
  • 〈女性〉平均年金月額:11万1413円

※上記の厚生年金の金額には、国民年金にあたる部分が含まれます

  • ~1万円:4万3399人
  • 1万円以上~2万円未満:1万4137人
  • 2万円以上~3万円未満:3万5397人
  • 3万円以上~4万円未満:6万8210人
  • 4万円以上~5万円未満:7万6692人
  • 5万円以上~6万円未満:10万8447人
  • 6万円以上~7万円未満:31万5106人
  • 7万円以上~8万円未満:57万8950人
  • 8万円以上~9万円未満:80万2179人
  • 9万円以上~10万円未満:101万1457人
  • 10万円以上~11万円未満:111万2828人
  • 11万円以上~12万円未満:107万1485人
  • 12万円以上~13万円未満:97万9155人
  • 13万円以上~14万円未満:92万3506人
  • 14万円以上~15万円未満:92万9264人
  • 15万円以上~16万円未満:96万5035人
  • 16万円以上~17万円未満:100万1322人
  • 17万円以上~18万円未満:103万1951人
  • 18万円以上~19万円未満:102万6888人
  • 19万円以上~20万円未満:96万2615人
  • 20万円以上~21万円未満:85万3591人
  • 21万円以上~22万円未満:70万4633人
  • 22万円以上~23万円未満:52万3958人
  • 23万円以上~24万円未満:35万4人
  • 24万円以上~25万円未満:23万211人
  • 25万円以上~26万円未満:15万796人
  • 26万円以上~27万円未満:9万4667人
  • 27万円以上~28万円未満:5万5083人
  • 28万円以上~29万円未満:3万289人
  • 29万円以上~30万円未満:1万5158人
  • 30万円以上~:1万9283人

厚生年金では、男性と女性の平均月額に5万8554円の差があります。

また、受給額は幅広く分布していますが、「10万円以上~20万円未満」の受給者が全体の6割程度を占めています。

厚生年金の受給額は加入期間や現役時代の報酬額などによって決まるため、こうした違いが男女の平均額の差にも影響していると考えられます。

前章で紹介した1歳刻みの金額も男女を合わせた平均値であり、実際の受給額は性別だけでなく、加入期間や収入、受給開始時期などによって異なります。

年代別・男女別の平均額や受給割合はあくまで目安として捉え、ご自身の将来受け取る年金見込額は、次章で紹介する方法で確認してみましょう。