家族旅行を計画している方のなかには、「宿泊するホテルで家族が安全に過ごすために何か対策を考えたい?」「どんな対策ができるのだろう?」などと、宿泊先で家族の安全を守るためにどうにかしようというお父さん方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、家族旅行で宿泊するホテルの防犯対策についてご紹介したいと思います。

ホテルで安心して過ごすための4つの防犯対策

家族で宿泊するホテルで安心して過ごすために行ってほしい4つの防犯対策についてご紹介いたします。

防犯対策1:貴重品を入れたバッグは必ず手に持つ

まずホテルに着いたらチェックインをします。その際に貴重品を入れたバッグはどうしますか?意外と多く見られるのが、手元から離して足元に置くとかスーツケースの上に置くという人がいるようです。しかしホテルのロビー内で発生件数が多く報告されている犯罪の一つに「置き引き」があるのを知っていますか?

「置き引き」は旅行者のちょっとしたスキを狙っていて、手提げカバンには貴重品が入っていることを知っているので、手から離れた瞬間に持ち去ります。ですから貴重品を入れたバッグはホテル内であっても必ず手に持つようにしましょう。

防犯対策2:貴重品はホテルの部屋でも身につける

貴重品の管理に関しては、ホテルの部屋であっても同じです。できる限りホテルの部屋で過ごす時も貴重品だけは肌身離さず身につけておくようにした方がいいです。貴重品というのは「現金」「カード」「パスポート」などがほとんどだと思います。

おすすめするのは、ウエストポーチの利用です。薄手で軽いものを準備しておきその中に貴重品を入れて腰につけておくだけなので楽です。なぜ、ホテルの部屋の中でも貴重品を身につけておいた方がいいかと言うと、「防犯」と言うよりも「防災」の考え方にあります。

火事や地震はホテルでも起こることがあります。もし火事や地震が発生した際に現金やパスポートなどをバラバラにしていると「サッ」と準備して逃げるのに戸惑います。だからこそホテルの部屋では貴重品を肌身離さず常に身につけておくことをおすすめします。

防犯対策3:戸締りの確認は家族全員で行う

「戸締り確認」は、防犯対策として基本的な考え方ですよね!しかしホテルの部屋では、この基本的な考え方が薄れてしまうのです。

なぜなら、ホテルはオートロック式になっていることが多いです。オートロック式だからと「戸締り確認はしなくてもいい!」と言う考えの方が多くいるようです。しかしこの考え方は大変危険です。今でもオートロック式ではないホテルも存在しますし、比較的旅館ではオートロックではないことの方が多いと思います。

この「戸締り確認はしなくてもいい!」と言う習慣がついていると、オートロック式ではない旅館などでは、うっかりと無施錠の状態になることもあるのです。無施錠というのは犯罪者に一番狙われやすいので、例えオートロック式でも戸締り確認は家族全員で声を掛け合って行う習慣をつけておいてください。

防犯対策4:防犯グッズを準備する