秋になると、子どもの運動会に発表会、お遊戯会に敬老の日など、孫と祖父母に関わる各イベントが目白押しです。園の行事に祖父母を呼んだ方がいいのか、呼ぶならどの行事に呼ぼうか、または両家ともに呼んだ方がいいのか…そういうことで頭を悩ませているママやパパもいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな行事の中でも、比較的気楽に呼ぶことができるのが「お遊戯会・発表会」です。運動会のようにお弁当の準備は要らず、敬老の日のようにプレゼントを考える必要も無く、ですが孫の可愛さは存分に堪能してもらえる「お遊戯会・発表会」。

それでも考えるべきポイントはあるようです。今回は「お遊戯会・発表会」にまつわる祖父母とのエピソードをご紹介します。

どちらかの親だけを呼ぶと角が立ちそう

「私の実家は車で行き来できる距離。夫の実家は遠方です。よっぽどの用事が無い限り、夫のご両親をお呼びするのは申し訳ないと思っていました。

娘が入園して初めてのお遊戯会、私の両親には声を掛けましたが、夫の両親には知らせていませんでした。
私も、自分の両親に必ず来てほしくって声を掛けたわけでは無く、実家に寄った際に娘の最近の様子を話していた流れで、近々お遊戯会がある…と言っただけのつもりでした。ですが、これがいけなかったようで…。

夫がお遊戯会の写真を義父母に送ったら『教えてくれたらよかったのにって、寂しそうに言われちゃったよ』と報告を受けました。私の両親が見に来ていたことを知って、なおさらだったようです。」

ルールを聞き入れてくれない

「実父は足腰があまりよくなく、立ったり座ったりするには軽く手助けが必要です。ですので、普段は直接床に座ることはありません。

幼稚園の発表会は、狭いホールにゴザを敷いて座ります。そのため足腰の悪い人は、後方に設けられたイススペースに座るように園からお知らせが回っていました。実父にもその旨を事前に伝えていたのですが、当日はイス席ではなくゴザ席最前列に陣取ってしまったんです。持参した折り畳みイスに座っていて、あきらかに後ろの人のジャマになっています。

後のスペースに移動するように伝えたのですが『ビデオが上手く撮れない』と言って、聞く耳を持ちません。発表会が始まる直前に、園の先生から直接注意を受けて、しぶしぶ後ろのイススペースに移動してくれましたが…園のルールを聞いてくれず、自分のペースを優先する行動が目立つようでは、次回声を掛けることを考えてしまいます。」

口は災いの元と言うのに…