1. 【2026年9月公表】国民健康保険料は都道府県で1.75倍違う
厚生労働省は2026年9月9日、令和6年度の国民健康保険事業年報を公表しました。こちらの資料をもとに、都道府県別の1人当たり保険料(税)調定額を見ていきましょう。
※調定額とは、市町村が「この額を納めてください」と決めた額です。実際に納められた額ではなく、軽減が適用されたあとの賦課額にあたります。
以下では、この調定額を1人当たりの年額として見ていきます。介護納付金分は含みません。
1.1 最も高いのは東京都の12万6878円
市町村の国民健康保険で、被保険者1人当たりの保険料(税)調定額が最も高かったのは東京都で12万6878円でした。これは介護納付金分を含まない額です。
次いで神奈川県が11万5341円、佐賀県が10万9492円と続きます。
1.2 最も低いのは沖縄県の7万2655円
最も低かったのは沖縄県の7万2655円でした。福島県が7万7609円、鹿児島県が7万7725円と続きます。
東京都と沖縄県の差は5万4223円で、倍率にすると1.75倍になります。全国の1人当たり調定額は9万8894円でした。
2. 47都道府県の1人当たり保険料(税)調定額ランキング
全国の数字を高い順に並べます。いずれも令和6年度の市町村分で、介護納付金分は含みません。
- 東京都:12万6878円
- 神奈川県:11万5341円
- 佐賀県:10万9492円
- 愛知県:10万9086円
- 大阪府:10万5290円
- 山梨県:10万962円
- 岐阜県:10万780円
- 広島県:10万146円
- 三重県:9万9545円
- 静岡県:9万8376円
- 千葉県:9万8362円
- 福井県:9万7107円
- 埼玉県:9万6863円
- 香川県:9万5835円
- 北海道:9万5629円
- 熊本県:9万4525円
- 奈良県:9万3769円
- 滋賀県:9万3653円
- 兵庫県:9万2598円
- 長野県:9万2174円
- 石川県:9万2103円
- 群馬県:9万1769円
- 島根県:9万1648円
- 富山県:9万1352円
- 山形県:9万948円
- 長崎県:8万9876円
- 宮城県:8万9706円
- 宮崎県:8万9578円
- 高知県:8万9491円
- 岡山県:8万9135円
- 茨城県:8万9089円
- 和歌山県:8万9004円
- 福岡県:8万8220円
- 栃木県:8万8101円
- 山口県:8万7876円
- 愛媛県:8万6783円
- 青森県:8万6573円
- 徳島県:8万5596円
- 京都府:8万4469円
- 大分県:8万2083円
- 新潟県:8万1938円
- 秋田県:8万1787円
- 鳥取県:8万1471円
- 岩手県:8万187円
- 鹿児島県:7万7725円
- 福島県:7万7609円
- 沖縄県:7万2655円
3. 国民健康保険料は4つの区分で決まる
国民健康保険料は、4つの区分で決定されます。
3.1 令和8年度から子ども・子育て支援金分が加わった
国民健康保険料は、医療給付費にあてる基礎賦課額、後期高齢者医療制度を支える後期高齢者支援金等賦課額、40歳から64歳の方が負担する介護納付金賦課額の3つに分かれていました。
令和8年度からは、これに子ども・子育て支援金分が加わって4区分になっています。
3.2 従来の3区分の賦課限度額は110万円
保険料には世帯ごとの年間上限があります。従来の3区分の合計は、令和7年度の109万円から令和8年度に110万円へ引き上げられました。
内訳は基礎賦課額が66万円から67万円に上がり、後期高齢者支援金等賦課額26万円と介護納付金賦課額17万円は据え置かれています。