パナソニックホールディングス、家電を含む事業だけが営業赤字。株価が昨秋から2倍を超えた背景に何があるのか 唯一の営業赤字はスマートライフ。B2Bへ移った収益の重心と、5期で変わった資本効率の姿を追う 2026.09.17 19:40 公開 執筆者石津 大希 私の中のパナソニックホールディングス(6752)像は、長いあいだ白物家電の会社だった。冷蔵庫と洗濯機とドライヤー、そのあたりで説明がつく会社だと思っていた。ところが2026年3月期のセグメント別の損益を並べると、家電を含む事業だけが営業赤字である。昨秋から2倍を超えた株価も、この構造の変化と無縁ではなさそうだ。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2026年3月期に営業赤字となった報告セグメントはスマートライフのみで、営業損失は373億円だった。 最大の利益源はB2B向けのコネクトで営業利益1,000億円。次いで車載電池を含むエナジーが697億円と続く。 2027年3月期1Qの営業利益は前年同期比110.0%増の1,824億円。会社は通期の営業利益見通しを5,900億円へ引き上げた。 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「パナソニックホールディングス」の損益の並びが、白物家電という見出しでは説明できないものになっている点を取り上げます。唯一の営業赤字はスマートライフで、稼ぎ頭はB2Bのコネクトでした。株価は昨秋から2倍を超えており、休みの少ないこの上げが何を映しているのかもあわせて確認します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ソフトバンクグループ、2026年3月期通期は当期利益+334%。営業キャッシュフローはマイナス、株価の大きな振れの背景に何があるのか ソフトバンクグループの2026年3月期通期は当期利益が前期比+333.7%。一方で営業キャッシュフローは流出超に転じ、有利子負債は24兆円台へ膨らんだ。株価の大きな振れを資本配分から整理する。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #パナソニックホールディングス