NISAの口座数が、3000万口座を超えました。金融庁の調査では、2026年6月末時点のNISA口座数は3048万850口座で、半年前から8.1%増えています。
「周りの人もNISAを始めているけれど、自分と同じ世代はどのくらい使っているのだろう」「みんなはNISAでいくら、何を買っているのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、金融庁「NISA口座の利用状況調査(2026年6月末時点)」をもとに、年代別の口座数、2026年の買付額と1口座あたりの買付額、商品別の内訳を整理します。
1. NISA口座数は3048万口座。年代別では50歳代が最多
まずは、NISA口座がどの年代でどのくらい開設されているのかを確認しましょう。
1.1 年代別のNISA口座数
2026年6月末時点のNISA口座数を年代別に見ると、次のとおりです。
- 10歳代:49万730口座(1.6%)
- 20歳代:376万5430口座(12.4%)
- 30歳代:530万7976口座(17.4%)
- 40歳代:572万2939口座(18.8%)
- 50歳代:599万9082口座(19.7%)
- 60歳代:435万5591口座(14.3%)
- 70歳代:320万4618口座(10.5%)
- 80歳代以上:163万4484口座(5.4%)
最も多いのは50歳代で、40歳代、30歳代と続きます。30~50歳代で全体の半分以上を占めています。
1.2 半年で約227万口座増加
2025年12月末時点の口座数は2820万6434口座だったため、半年で約227万口座、8.1%増えたことになります。60歳代以上も合わせて919万口座を超えており、NISAは現役世代だけでなく、シニア世代にも広がっています。
2. 2026年の買付額は約13兆8214億円。1口座あたりは60歳代が最多
次に、2026年の利用枠でどのくらい買付があったのか、年代別に見ていきます。
2.1 成長投資枠が約10兆1577億円、つみたて投資枠が約3兆6637億円
2026年の利用枠で買付があった金額(2026年6月末時点)は、合計で約13兆8214億円でした。このうち成長投資枠が約10兆1577億円、つみたて投資枠が約3兆6637億円です。
年代別の買付額の割合は、50歳代が23.0%で最も多く、40歳代20.5%、60歳代18.4%、30歳代16.5%と続きます。
2.2 1口座あたりの買付額は60歳代が約58.5万円
年代別の買付額を口座数で割ると、1口座あたりの買付額(2026年1~6月)の目安は次のとおりです。
- 10歳代:約7.3万円
- 20歳代:約24.2万円
- 30歳代:約43.0万円
- 40歳代:約49.5万円
- 50歳代:約53.0万円
- 60歳代:約58.5万円
- 70歳代:約48.4万円
- 80歳代以上:約29.2万円
口座数は50歳代が最も多い一方、1口座あたりの買付額は60歳代が最も多くなりました。退職金などのまとまった資金を、NISAで運用している人もいると考えられます。
なお、この金額は買付のない口座も含めた単純平均で、LIMO編集部が計算したものです。全体の平均は約45.3万円でした。