『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の入場者特典第5弾が発表され、SNSで大きな注目を集めています。
今回配布されるのは、なんと全52ページの「ひみつ本」。キャラクターのグッズではなく、ナガノ氏が描いた初期構想や描き下ろし漫画などを収録した冊子です。
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出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
これまでの特典とはひと味違う内容に、ファンからは驚きと期待の声が上がっています。
本記事では第5弾の詳細に加え、これまでの特典、映画の最新の興行収入などを紹介します。
1. 映画「ちいかわ」第5弾は全52ページの「ひみつ本」
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の入場者特典第5弾として、9月19日(土)から「ひみつ本」が配布されます。
映画公式サイトによると、冊子は全52ページ。『映画ちいかわ』のためにナガノ氏が考えていた「セイレーン編」の構想時に描かれたストーリーイラストを収録しています。
さらに、映画公式サイトで公開されているナガノ氏のロングインタビューに登場する初期構想のイラストを見ることができるほか、「オデと島」という描き下ろし漫画も掲載されます。
このほか、ナガノ氏が「ひみつ本」のために描き下ろしたエッセイ「むちゃうま日記」も収録される予定です。
これまでの入場者特典は、フィギュアやシール、プルバックカーといった「持って楽しむ」アイテムが中心でしたが、今回はそこからガラッと変わり、映画の元になったアイデアや描き下ろし作品を楽しめる冊子です。
「52ページ」というボリュームだけでなく、ファンにとっては作品の裏側をのぞける内容になっていることも大きなポイントでしょう。
なお、配布は劇場ごとに数量限定で、なくなり次第終了となります。通常版、IMAX、4DX版で共通の特典です。1人につき1冊で、非売品のため転売や複製は禁止されています。
2. 「52ページ!?」SNSでは驚きと期待の声
第5弾の発表を受け、SNSでは、
- 「52ページ!?」
- 「過去一ほしい」
- 「これは争奪戦の予感」
そのボリュームに驚く声が広がっています。
特に今回は「グッズ」ではなく「本」であることに注目が集まっています。
これまでの特典も大きな来場動機になっていましたが、第5弾では「もう一度映画を見たい」という気持ちに加えて、「ナガノ氏の描いたものを見たい」というファン心理も刺激されそうです。
3. 映画ちいかわ、これまでの入場者特典を振り返る
今回で第5弾となる『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。これまで、どのような特典が配布されてきたのでしょうか。
3.1 第1弾:「チャームミニフィギュア」
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出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
第1弾は、7月24日の映画公開日から8月7日まで配布された「チャームミニフィギュア」。
ちいかわ、ハチワレ、うさぎなどをデザインした全8種類で、ランダム配布でした。
バッグや傘などにつけられる、劇場限定のアイテムです。
3.2 第2弾:「ボンボンドロップシール」
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出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
8月8日から8月21日まで配布された第2弾は「ボンボンドロップシール」。
ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、モモンガ、くりまんじゅう、ラッコ、シーサー、古本屋などに加え、ヒトハ&フタバ、人魚たち、島二郎、セイレーンなど映画に登場するキャラクターを収録しています。
さらに「びんよよ」や「人魚のウロコ」といった映画の重要なアイテムもデザインされました。
3.3 第3弾:走る「ごきげんセイレーン♪」
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出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
8月22日から9月4日まで配布された第3弾は、プルバックカー「ごきげんセイレーン♪」。
全3種類で、セイレーンがちいかわ、ハチワレ、うさぎをそれぞれ背中に乗せています。後ろに引いて手を離すと走り出すギミックも搭載されていました。
3.4 第4弾:映画オリジナルのチャームミニフィギュア
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出所:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
9月5日から9月18日まで配布される第4弾は、全4種類の「チャームミニフィギュア」。
島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバがラインアップされました。
第1弾と同じフィギュア系ですが、第4弾は映画のストーリーに登場するキャラクターに絞られています。
そして9月19日から、これまでのグッズ型特典とは大きく異なる「ひみつ本」が登場します。
第1弾から第4弾までは約2週間ごとに新しい特典へ切り替わっており、第5弾も同じペースで投入される形です。
4. 興収は139億円、9月には週末1位に返り咲き
映画そのものも驚異的なヒットを続けています。
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は7月24日に公開され、9月6日までの公開45日間で観客動員960万人、興行収入139億円を突破しました。2026年公開作品では、年間興行収入1位となっています。
特に注目したいのが、公開7週目の動きです。
9月4日から6日までの週末3日間では、観客動員92万8000人、興行収入14億1500万円を記録。週末動員ランキングで1位に返り咲きました。
このタイミングでは、9月5日から第4弾の「チャームミニフィギュア」の配布がスタートしており、この配布が大きな追い風になったと分析できます。
公開から7週目に入りながらも、特典の切り替えによって週末1位に戻ったことは、作品の人気を考えるうえで興味深い動きです。
第5弾は9月19日から配布されるため、今後も特典をきっかけにしたリピーターの動きが続く可能性があります。
また、9月は4DXや発声可能な「なんとかなれーッ!応援上映」、自動制御ペンライト演出付きの応援上映なども予定されており、さらなる上乗せが期待されます。
5. トレンドウォッチャーのひとこと

『映画ちいかわ』の入場者特典を追っていると、ファンが「欲しい」と感じるポイントを少しずつ変えているように見えます。
第1弾や第4弾のフィギュアなら「好きなキャラクターを手元に置きたい」、第2弾なら「いろいろなキャラクターや映画の要素を集めたい」、第3弾なら「実際に動かして遊びたい」。
そして第5弾では、ナガノ氏の初期構想や描き下ろし漫画など、「作品そのものをもっと知りたい」という欲求に応えています。
一方で、人気が高いからこそ転売問題も起きています。
第1弾のチャームミニフィギュアは公開初日からフリマサービスに出品され、全8種セットが2万円程度で出品されるケースも確認されました。SNSでは「本当に好きで欲しい人達がもらえていない」といった憤りの声も上がっています。
第5弾はランダムグッズではないものの、52ページという大ボリュームだけに、配布開始後の動きは気になるところです。
「欲しい」という気持ちが映画館へ向かうきっかけになる一方、本当に欲しいファンにきちんと届く環境をどう作るか。『ちいかわ』の映画人気が大きくなるほど、こちらの問題も無視できなくなっています。
参考資料
大蔵 大輔