海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物レスキューの記録を投稿したTikTokアカウント「@homeless81」さんの投稿。

投稿では、皮膚感染症などによって全身の毛が抜け落ちるほど衰弱した状態で発見された子犬「フレディ」が、心優しい女性たちに保護され、治療を経て回復していく様子が紹介されています。

執筆時点で1062回再生、141件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
今回ご紹介するのは、皮膚感染症によって全身の毛が抜け落ち、目や体に深刻な症状を抱えた状態で発見された子犬「フレディ」の物語です。テロップでは「目を片方失うかもしれない」とまで紹介されるほど衰弱していたフレディでしたが、心優しい女性たちに保護され、入院しての治療や日々のケアを経て、着実に回復していきました。保護からわずか1週間ほどで「もう安全で、愛されている」と紹介されるようになり、現在ではふさふさの毛並みを取り戻し、抱っこされて嬉しそうに舌を出すまでに。変わり果てた姿から一転、幸せそうな表情を見せるフレディの姿に、多くの反響が寄せられています。

1. 【重度の皮膚感染症で衰弱していた子犬】保護された当時のフレディの様子

保護された当時のフレディ1/6

保護された当時のフレディ

出所:@homeless81

投稿によると、フレディは1匹きりで発見され、その後保護されたといいます。テロップでは「マイクロチップが入っていた」と紹介されており、もともと飼われていた犬だった可能性がうかがえます。

発見時のフレディは、皮膚や目に感染症を抱えており、テロップでは「目を片方失うかもしれない」とまで紹介されるほど深刻な状態だったとつづられています。

さらに疥癬(かいせん)によって全身の毛が抜け落ち、ハートワーム(フィラリア)陽性で貧血の症状も見られるなど、体はボロボロの状態だったことが伝えられています。

テロップには「一晩でこうなったわけではない」ともつづられており、長期間にわたり十分なケアを受けられずにいたことがうかがえます。

前脚には包帯が巻かれ、歩くことすら難しい状態だったといい、フレディは入院して輸液や抗生剤の投与、痛みを抑える治療などを受けながら、懸命な治療が続けられたと紹介されています。

2. 【治療を経て回復した子犬】新しい日々を送るフレディの現在

治療を経て回復に向かうフレディ2/6

治療を経て回復に向かうフレディ

出所:@homeless81

保護から1週間ほどが経ったころ、テロップには「もう安全で、愛されている」とつづられており、フレディが少しずつ人に心を開いていく様子が紹介されています。

優しく撫でられたりおやつをもらったりするうちに、フレディの表情にも明るさが戻っていったようです。

元気な姿を取り戻したフレディの現在3/6

元気な姿を取り戻したフレディの現在

出所:@homeless81

その後もケアを受け続けたフレディは、肌に少しずつ毛が生えそろい始め、セーターを着て庭でくつろぐ姿も投稿されています。

現在のフレディはふさふさの毛並みを取り戻し、抱っこされて嬉しそうに舌を出す姿からは、あの衰弱した状態からは想像もできないほどの変化がうかがえます。

投稿には「私たちのフレディはここまで頑張ってきた」ともつづられており、保護から回復までの道のりの長さを物語っています。

コメント欄では

  • 「永遠に愛してくれる家族と巡り会い、たくさん抱きしめてもらえますように。幸せな一生を」
  • 「神様があなたの人生を祝福で満たしてくれますように。本当にありがとう」

など、フレディの回復を喜び、この先の幸せを願う声が多く寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回、フレディのエピソードをリサーチする中で印象に残ったのは、テロップに「目を片方失うかもしれない」と記されるほど深刻な状態だったにもかかわらず、適切な治療とケアによって着実に回復していった経過の速さです。保護からわずか1週間というタイミングで「もう安全で、愛されている」という言葉が添えられていたことからも、動物にとって安心できる環境と人の手による日々のケアが、回復をどれほど後押しするかがうかがえます。もし道端で衰弱した動物を見かけた際は、自己判断で連れて帰るのではなく、まずは動物病院や保護団体に相談することをおすすめします。フレディのように重度の皮膚感染症や栄養不良を抱えている場合、専門知識のないままのケアはかえって状態を悪化させてしまう恐れがあるためです。今回の記事を通じて何よりお伝えしたいのは、変わり果てた姿で見つかった命であっても、周囲の人々の根気強いサポートさえあれば、これほどまでに元気を取り戻せるということです。フレディの笑顔が、日々保護活動に携わる多くの人々の励みになることを願っています。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料