厚生年金の平均月額は15万289円、国民年金は5万9310円でした。その差は9万979円です。

どちらの制度に長く加入していたかで、受け取る額は大きく変わります。世帯での合計はいくらになるでしょうか。い。

本記事では、厚生年金と国民年金の平均月額、そして厚生年金の受給額ごとの人数を確認します。

なお、公的年金の仕組みや平均受給額に関する詳しい解説は、下記の記事より一部を引用・参照しています。

【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説
【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説
【国民年金+厚生年金】月15万円(年180万円)以上もらう人は何%?平均受給額を一覧で確認!私的年金の見直しで押さえておきたいポイント
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ココがポイント
  • 厚生年金の平均月額は15万289円、国民年金は5万9310円で、差は9万979円です
  • 厚生年金で月20万円以上を受け取る人は18.8%にとどまります
  • 第3号被保険者の期間は保険料の負担がなく、受け取るのは老齢基礎年金です

1. 厚生年金と国民年金で9万979円の差

はじめに制度ごとの平均額です。厚生年金と国民年金の平均月額は、LIMOの記事「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」に示されています。

厚生年金の平均年金月額は〈全体〉15万289円、〈男性〉16万9967円、〈女性〉11万1413円(いずれも国民年金の金額を含む)。国民年金は〈全体〉5万9310円、〈男性〉6万1595円、〈女性〉5万7582円です。年金の受給額はこれまでの加入状況によって決まるため、人によって大きな差が生じる点には注意が必要です。

出所:【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説

2. 受給額ごとの人数を1万円刻みで見る

平均額の裏側には大きな個人差があります。厚生年金(国民年金部分を含む)の受給額ごとの人数を確かめます。

厚生年金の受給額ごとの受給権者数1/2

厚生年金の受給額ごとの受給権者数

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

2.1 厚生年金の受給額はどこに集まっているのか

区分ごとの受給権者数は次のとおりです。

  • 1万円未満:4万3399人
  • 1万円以上~2万円未満:1万4137人
  • 2万円以上~3万円未満:3万5397人
  • 3万円以上~4万円未満:6万8210人
  • 4万円以上~5万円未満:7万6692人
  • 5万円以上~6万円未満:10万8447人
  • 6万円以上~7万円未満:31万5106人
  • 7万円以上~8万円未満:57万8950人
  • 8万円以上~9万円未満:80万2179人
  • 9万円以上~10万円未満:101万1457人
  • 10万円以上~11万円未満:111万2828人
  • 11万円以上~12万円未満:107万1485人
  • 12万円以上~13万円未満:97万9155人
  • 13万円以上~14万円未満:92万3506人
  • 14万円以上~15万円未満:92万9264人
  • 15万円以上~16万円未満:96万5035人
  • 16万円以上~17万円未満:100万1322人
  • 17万円以上~18万円未満:103万1951人
  • 18万円以上~19万円未満:102万6888人
  • 19万円以上~20万円未満:96万2615人
  • 20万円以上~21万円未満:85万3591人
  • 21万円以上~22万円未満:70万4633人
  • 22万円以上~23万円未満:52万3958人
  • 23万円以上~24万円未満:35万4人
  • 24万円以上~25万円未満:23万211人
  • 25万円以上~26万円未満:15万796人
  • 26万円以上~27万円未満:9万4667人
  • 27万円以上~28万円未満:5万5083人
  • 28万円以上~29万円未満:3万289人
  • 29万円以上~30万円未満:1万5158人
  • 30万円以上~:1万9283人

出所:【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説

月20万円以上を受け取っているのは、厚生年金の受給権者のうち18.8%です。

残りの8割以上はひと月20万円未満にとどまります。公的年金だけで生活を組み立てるなら、自助努力による備えも必要になります。

この割合は厚生年金を受給している人のなかでの数字です。国民年金のみを受け取る人を含めると、月20万円以上の割合はさらに下がります。

石津 大希

 

石津 大希

片働き世帯の年金は月23万2566円で、夫婦のみ無職世帯の平均的な支出に6万4263円届きません。不足は年77万1156円です。ただし弱点と強みは時期で入れ替わります。報酬比例部分が1人分にとどまる分、2人そろっている間の不足は大きく、配偶者が亡くなったあとの減り方は共働き世帯より緩やかです。遺族厚生年金は報酬比例部分の4分の3が目安で、自分の老齢厚生年金が少ないほど受け取れる部分が残るためです。不足の大きい前半をどう埋めるかが先に来ます。