漫画家の祭さんは、大明神さんと、小明神さんというチンチラさんと一緒に暮らしています。

今回は「祝!20話」ということで、このお話を読んで、「チンチラやデグーを飼ってみたい」と思った方のために、祭さんが彼らの飼育方法について、紹介してくれました。

(1)お迎え前の環境づくり
・ケージや巣箱、ハンモック、水ボトル、ホイール(回し車)、ステージ。
・砂浴びのための道具(プレイバス、バスサンド)、床材(ウッドペレットやペットシーツなど)
※ネットショップなどで、セットで手に入れることもできます。

(2)食べ物
主食はイネ科の牧草チモシー。副食にペットフード。個体によって、同じ牧草でも収穫時期によって食べたり食べなかったりということもあります。また、飼い主自身にイネアレルギーがないかを確認しておきましょう。

(3)室温等
1年を通して室温22℃前後、湿度40%に保ちます。部屋が砂だらけになるので、空気清浄機があるとベスト。

(4)生体
ショップやブリーダー、里親募集が主。なお、単頭飼いと多頭飼いどちらがいいかは、生体の性格によります。

ショップやブリーダーから購入する場合は、値段は毛色によって決まり、お高いところではデグーのスーパーホワイトが5万円、チンチラのブルーダイアモンドが30万円。通常、小明神さんのようにお安くはないということですね(笑)。
※ご参考:「第14話:売れ残り君物語

なお、里親募集で引き取る場合に忘れてはならないのは、もとの飼い主さんは「可愛がってもらえますように」と願いを込めて、里子に送り出すということ。どのような環境で育てるつもりかを事前に確認したうえで、里親さんに引き渡すのが恒例で、引き渡し後に約束が守られていない場合は、連れ戻されるということもあります。

また、引き取る前に、ぜひチェックしておきたいのが動物病院。チンチラやデグーを診てくれるところはまだまだ少ないため、通える範囲に受診可能な動物病院があるかを確認しておくことは、とても大切です。

「今は飼育書も充実しているので、そちらを読むのもおすすめです。個体によって性格が違うので、お迎えした子に合わせて、気長に接していくことがポイントです!」と語る祭さん。読者の皆様も、この機会にチンチライフに挑戦してみてはいかがでしょうか?第21話もお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ!

チンチラの大明神と小明神、そして漫画家の祭さんの3人(?)が織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

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