各メディアでは、芸能人が妊娠・出産したというニュースがたびたび取り上げられています。とくに最近では、「40代の女性が出産をした」といった高齢出産の話題も珍しくありません。みなさんの周りにも、実際に高齢出産をした人がいるかもしれませんね。
そこで今回は、高齢出産について改めて考えていきます。ママタレが世の中のママたちに与える影響も、一緒に見ていきましょう。
ますます高齢出産が増える芸能界
芸能人たちが高齢出産をした報道を聞いているうちに、40代になって出産することに抵抗を感じない人が増えているかもしれません。しかし、高齢出産はさまざまなリスクが伴います。公益社団法人日本産科婦人科学会が公表した「ARTデータブック2016年版」によると、生殖補助医療を受けた女性の年齢が高いほど、流産率が上昇する傾向が見られます。
また、妊娠率は28～29歳をピークに徐々に減少していき、39歳で流産率と交差することも明らかになりました。それぞれの数字は39歳で妊娠率は29.7％、流産率は29.1％あるのに対し、40歳の妊娠率は26％、流産率は34.3％となっています。
こうみると、40代での妊娠・出産には高いハードルが存在していることが分かりますね。このまま晩婚化が進むと、芸能人だけでなく世間一般でも高齢出産が増えると予想されるでしょう。
