相場動向まとめ

2016年3月22日のTOPIXは前日比+1.9%の上昇に。東証一部全銘柄で、値上がりは1,732社、値下がりは163社、変わらずは51社でした。米国株高、円安の一服などの外部環境の好転や3月期末の配当取りを狙った買いなどから幅広い業種の銘柄が買われました。

上がった株

浅沼組(1852)は前日比+20%上昇。中堅ゼネコン。2016年3月期の業績予想及び増配を発表したことが好感されました。

日本オラクル(4716)は前日比+10%上昇。情報システムベンダー大手。2016年3月18日に発表された2016年5月期Q3累計(2015年6月-2016年2月)決算を受けて日系証券会社が目標株価を引き上げたことが好感されました。

任天堂(7974)は前日比+8%上昇。ゲーム大手。スマートフォン用アプリ「Miitomo」の出だし好調が好感されました。同様の理由によりディー・エヌ・エー(2432)も上昇しました。

下がった株

クラリオン(6796)は前日比▲9%下落。カーエレクトロニクス大手。日系証券会社による投資判断の引き下げが嫌気されました。

ミタチ産業(3321)は前日比▲7%下落。半導体・電子部品商社。2016年3月18日に2016年5月期の業績予想を下方修正したことが嫌気されました。

神戸物産(3038)は前日比▲6%下落。業務用食材のFCを展開。大阪国税局の税務調査を受け所得隠しを指摘されたという一部報道が嫌気されました。

【2016年3 月22日 投信1編集部】

■参考記事■

>>失敗しない投資信託の選び方:おさえるべき3つのNGと6つのポイント

>>ネット証券会社徹底比較:株も投資信託も気になるあなたへ

LIMO編集部