「暑すぎるから、夏の庭は爽やかな雰囲気にしたい」「植えっぱなしで毎年夏にきれいな花が咲く植物を植えたい」
このように考えている方におすすめなのが、夏に白い花が咲く低木。暑い季節に咲く白い花は爽やかで、夏の青空によく映えます。また、低木を選ぶことで庭に立体感が生まれ、おしゃれな雰囲気を演出できますよ。
この記事では、夏の庭を爽やかな雰囲気に変えてくれる、植えっぱなしで毎年白い花が咲く低木を3種類、参考価格とともにご紹介。ホワイトガーデンにもおすすめの庭木です。
1. この記事で紹介する「夏に白い花が咲く低木」
八重咲きのクチナシ1/11
Apollofoto/shutterstock.com
- クチナシ[常緑低木]
- ルリマツリ(プルンパゴ)[常緑低木(半つる性)]
- ブッドレア[落葉低木]
記事後半では「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。
2. ホワイトガーデンにもおすすめ!夏に白い花が咲く低木3選
2.1 日陰に強く、いい香りの花が咲く「クチナシ」
クチナシ2/11
LFO62/istockphoto.com
梅雨の時期から初夏にかけて、甘く豊かな香りを放つクチナシ。純白の花びらと光沢のある緑の葉のコントラストが美しく、お庭に清潔感と爽やかさをもたらしてくれます。
香りが魅力的なので、リビングの窓辺や玄関アプローチなど、人の出入りがある場所に植えるのがおすすめです。樹高がコンパクトなコクチナシや、バラを思わせる華やかな八重咲きの品種もあり、好みや植える場所に合わせて選べます。
水はけの良い半日陰を好みます。病害虫の発生を防ぐため、風通しを確保し、必要に応じて薬剤を散布すると元気に育ちます。寒さに弱いため、寒冷地では冬越しさせやすい鉢植えで育てましょう。
※参考価格:1000円~2000円前後(4号ポット苗)
2.2 おしゃれで清楚な花が初夏~秋ずっと咲く「ルリマツリ(プルンパゴ)」
ルリマツリ3/11
Jobrestful/istockphoto.com
初夏から秋口まで、非常に長い期間にわたって可憐な花を咲かせ続ける、ルリマツリ。涼やかな青色が定番ですが、清楚な印象の白い花も美しく、夏のガーデンに清涼感を与えてくれます。
半つる性の性質を活かして、こんもりとした自然な樹形を楽しむほか、支柱を使って立体的に仕立てたり、フェンスやアーチに絡ませたりと、さまざまなアレンジが可能です。洋風の庭にマッチする、おしゃれで愛らしい雰囲気を持っています。
日当たりと風通しの良い環境を好みます。生育が旺盛なため、形を整えるために生育期には適宜切り戻しを行うとよいでしょう。南関東より西の温暖な地域であれば地植えでの冬越しも可能ですが、強い霜に当たると葉を落とすことがあります。
※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)
2.3 夏~秋ずっといい香りの花が咲く「ブッドレア」
ブッドレア4/11
Wut_Moppie/shutterstock.com
夏から秋にかけて咲く、円錐形の長い花穂が特徴的なブッドレア。その花から漂う甘い香りに蝶が引き寄せられるため、英名では「バタフライブッシュ」という愛称で親しまれています。
白い花のほか、涼しげな青や紫といった夏に嬉しいカラーも揃っており、爽やかで香り豊かな庭づくりに貢献してくれます。風にそよぐ花穂の姿は優雅で、自然な雰囲気のナチュラルガーデンによく映えます。
日当たりと風通しが良い場所で育てると、花付きが良くなるだけでなく、病害虫の予防にもつながります。成長スピードが速いため、毎年春の新芽が動き出す前に剪定して樹形を整えるのがポイント。コンパクトに楽しめる矮性品種も流通しています。
※参考価格:500円~700円前後(3号ポット苗)
3. 白い花が咲く低木で夏のお庭を爽やかに演出しよう
今回は、夏の庭を涼やかに彩る、白い花が咲く低木を3種類ご紹介しました。気になる植物は見つかりましたでしょうか。
白い花はどんなテイストの庭にも馴染みやすく、清潔感と明るさをもたらしてくれます。ぜひ、お気に入りの一株を見つけて、夏のお庭づくりを楽しんでみてください。
4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/11
出所:LIMO編集部作成
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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鈴森 真樹