無事に100万円が貯まったら、そのお金を増やす手段も考えていきましょう。とはいえ、100万円を銀行の定期預金に預けたままだと、ほんの少しの金利しか得られません。
仮に年0.01%の預金金利だと、1年預けて得られる利息は100円だけ。さらに税金が引かれると、79円に下がってしまいます。
そこで、投資してお金に動いてもらうのも1つの方法です。もし年5%で回すことができれば、1年で5万円(税引き後は3万9842円)が手に入ります。先ほどの定期預金に比べると、かなり魅力的に感じるのではないでしょうか。
ただし、投資にはリスクも伴います。運用商品の内容をよく知らないままで手を出すと、かえって損をしてしまう可能性も。メリットばかりに目が行きがちですが、潜んでいるデメリットも十分理解しておく必要があります。
その点を踏まえ、あえて分けて投資する「分散投資」をするのも選択肢の1つです。実際のところ、多くの人が分散投資に取り組んでいます。現預金・保険・株式・投資信託・債券など幅広い分野を運用することで、うまくリスクも分散しているのですね。
また、投資先だけでなく「時間」を分散させるのもポイント。1日で全額投資してしまうと、リスクが集中してしまいます。100万円を一気に投資するのではなく、1カ月ごとに分けて少しずつ分散投資していくと安心でしょう。
まとめ
「1年で100万円貯金」という目標を達成した頃には、貯金の習慣がしっかり身についているでしょう。そこで立ち止まらず、ぜひ2年目も続けて貯金に取り組んでみてください。貯金額が増えていくほど、どんどんモチベーションが高まっていくはずですよ。
LIMO編集部