思うように貯金ができない理由を、年収のせいにしてはいませんか?たしかに、年収が高ければ、そのぶん貯金に充てられるお金も確保しやすいでしょう。
しかし、だからといって「年収が低ければ貯金ができない」というわけではありません。仮に年収350万円でも、一定のペースで貯金することは十分可能です。では、そのヒントをお伝えしましょう!
「損切り」をする勇気を出す
「彼氏と別れたいけれど、今までのデートやプレゼントにかけたお金がもったいない」「いま習いごとを辞めたら、これまでの費用が無駄になる」と悩んだ経験はありませんか?現時点までに費やしたお金が惜しくなると、つい「やめる」という選択を避けてしまいがちですよね。
しかし、ここで手を打たないままでいると、損失がどんどん膨らんでいく一方。貯金のためには、思い切って「損切り」をすることも大切なのです。
なかなか勇気が出せない人は、「このままの状態だと今後どうなるのか」「本当に自分のためになる選択肢はどちらなのか」と自問自答してみましょう。自分の立場を客観的に見れば、正しい判断ができるはずですよ。
社会人になったら取り組みたい効率的な貯金方法
社会人になった途端、「毎年100万円貯金するぞ」といった大きな目標を掲げる人も珍しくありません。しかし、無理のある目標に設定していると、途中で息切れして貯金を投げ出してしまうリスクも発生します。
そこで、まずは「収入の1割」を貯金の基準にしましょう。すぐに計算できるので、貯金に慣れていない方も取り組みやすいはず。それでも余裕があると感じたら、2割、3割へと引き上げていきます。
小さな成功体験を積み重ねているうちに、貯金に対する自信もついていくでしょう。反対に、「1割も貯金できない」という場合は支出状況を見直す必要があります。外食を減らす、スマホを格安SIMに変えるなど、ちょっとした工夫で節約できるはずですよ。