なおにゃむさんは、「言語発達遅延」という発達障害をもつ小学4年生のまっきーのお母さん。実はまっきー、電車が大のお気に入り。駅名や路線名、乗り換えを覚えてのお出かけが好きなのはもちろん、普段の遊びの中でも、路線図(かなり本格的!)を描いたり、プラレールを走らせたりしています。

まっきーの最近の定番の遊びは、自作の路線図の上でプラレールを走らせながら、電車の車内アナウンスの真似をすること。「次は〇〇駅~。〇〇駅~。△△駅は飛ばします。」と、口調も本物の車掌さんさながら。本当によく再現できています。

でも、普段の生活の中では、なおにゃむさんもまっきーも、あまり電車は利用しません。「いったいどこで覚えるんだろう?」と、いつも不思議に思っていたなおにゃむさん。ある時、「そのアナウンスはどこで覚えたの?」とまっきーに聞いてみました。すると答えは「電車に乗ったときだよ!」

…どうやら、まっきーは電車が大好きなあまり、ほとんど乗ったことがない路線でも、1回聞けば車内アナウンスを丸暗記できてしまうようなのです。ものすごい記憶力!

ただ、まっきーの電車への興味は、細かい路線図を描いたり、ものすごい記憶力を見せるといった方向ばかりに働くわけではありません。

先日のことです。まっきーとプラレール展に遊びに行く約束をしたなおにゃむさん。せっかくなので、ついでに近くのデパートでやっている北海道展にも行ってみよう、と思い立ちます。早速、まっきーに「プラレール展のあと、北海道展に行こう!」と提案してみました。すると「え?ポポンテッタ?」と目を輝かせるまっきー。

ちなみにポポンテッタとは、家からはちょっと遠い場所にある電車のおもちゃを取り扱っている専門店の名前。まっきーはすごくうれしそうな表情をしながらも、「けど、ポポンテッタまでいくと、帰りが遅くならない?」と聞いてきます。「ああ、北海道展をポポンテッタだと思ったのね。」とまっきーの勘違いに苦笑いしつつ、「いや、北海道展。プラレール展の近くでやってるから。」と訂正をするなおにゃむさん。まっきーは、ちょっとがっかりしたような様子を見せながらも、「なーんだ、それなら行けるね。」と納得。

つまり、このように、ちょっとした勘違いも、すべて電車に関連したことになってしまうのです。

発達障害児の特性のひとつとして、「興味や関心の幅が狭い」ということが、よくあげられるそうです。つまり、興味のあるものには、とことんはまり、深く掘り下げようとしますが、興味のないことはスルーしてしまうらしいのです。

「脳内の80%が電車のことなんじゃないかしら?」とすら思うほど、いろいろなことを、すぐに電車に関係したことに勘違いしてしまうまっきー。それでも、その興味が将来良い方向に動いてくれればと、きょうも我が子の成長を見守るなおにゃむさんなのでした。

「まっきーの発達障害アルアル日記」、また次回もお楽しみに。

ご注意:本記事は発達障害と診断されたお子さんを育児中の方の体験記であり、発達障害の症状等を医学的に説明するものではないことをご理解頂けますと幸いです。

【マンガ記事】まっきーの発達障害アルアル日記

言語発達遅延という発達障害で支援級に在籍中のまっきーとママのなおにゃむさんの育児日記。当たり前だと思っていたことが当たり前じゃない、イレギュラーの連続の中で、まっきーに癒されながら子育てをするなおにゃむさんの本音が満載です。

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