3. 厚生年金受給額を増やす方法
厚生年金を増やす方法として、以下のものが挙げられます。
- 年収アップを図る
- 扶養を抜けて厚生年金保険に加入する
- 定年退職後も働く
現役世代の方は、今よりも年収を増やすと、将来の厚生年金受給額の増額が期待できます。スキルアップして昇給を狙ったり、好条件の求人に転職したりする方法があります。
また、現在、配偶者の扶養の範囲内で働いている方は、扶養を抜けて自分で厚生年金保険に加入すると、国民年金と厚生年金の両方を受給できるようになります。ただし、保険料の納付負担が増えることなどで世帯収入が減る可能性があるため、厚生年金への加入は慎重に検討しましょう。
さらに、定年退職後も厚生年金に加入して働くことで、受給額を増やすことが可能です。
4. おわりに
厚生年金と国民年金の合計額が「10万円未満の人」は、厚生年金受給権者の約19%存在していることがわかりました。月額10万円未満の場合、老後の平均的な生活費をまかなうことは難しいと考えられるため、現役時代のうちから厚生年金受給額を増やせるような対策を取ることが大切です。
今回ご紹介したような方法のほかにも、NISAやiDeCoといった制度を活用して資産形成するのも一つの方法です。
参考資料
木内 菜穂子